仙台へ来ました。本日は、ライオンズクラブ四国地区の年次大会ですが、朝からJALに飛び乗って、羽田経由で仙台入りしました。お天気は良いのですが、やはり少し寒いです。髙松のいでたちですから、寒く感じるのはごく自然。その分桜は、今が満開です。
さくら前線とは良く言ったもので、九州四国はもう花が散っています。これから東北北海道は、真っ盛りです。18時から全宅管理業務企画委員会が、JR仙台駅前で予定されています。その前に、宮本嘉二に無理を言って石巻から仙台まで来てもらいました。運転手付です。でないと呑めません。
宿泊予定のホテルの一角に、イタリアンレストランがあり、息子とここで食べたというので、入りました。驚きましたが、生牡蠣が美味しいというので牡蠣を注文したのですが、宮城県雄勝の牡蠣とか、女川の牡蠣とかあります。1年前に買い求めた雄勝硯は、雄勝産です。それではと、雄勝の牡蠣を注文しました。
香川県下でも、西の詫間町あたりでは牡蠣も養殖していますが、サイズが違います。ここのは大きいですね。2つも食しました。宮本が牡蠣には白ワインというので白を頂き、その後は赤ワインを頂きました。お腹の中で、ロゼになっていることでしょう。
小欄でも何度も書いていますが、人の暮らしの中で必要な衣食住と言われていますが、やはり1番は住宅です。宮本嘉二も被災者の一人ですが、幸いなことに住宅被害が軽微で、元の生活に比較的早く戻っています。次は仕事です。やはり仕事がなくては、元気に夢を持って前へは進めません。
彼は仕事も、被災の翌年には新工場を建設し、奥さんを経理に、兄夫婦ともに元のように働いています。私も彼の立ち上がりの早さには、驚きましたが、前へ行くしか選択肢はないと思っていました。
福島県内の放射線量が高いところへは、一人10万円の補助金が出ているそうですが、5人家族の世帯で毎月50万円になって、父親はパチンコ三昧とか。これでは茹でガエルになってしまいます。人間がカエルになっては、いかんのです。
やはり仕事が、必要です。また有難いことですが、仕事の量は、被災前と同じレベルに戻りつつあるようです。魚関係の仕事ですから、手放しでは喜べませんが、立ち止まって考え続けているよりは、私は彼の選択が素晴らしいと思います。
彼を見ていると、教えられることが数多くあります。私も2人の子持ちですが、彼同様、孫はいません。まだ子供のことが心配な、よく似た境遇です。しかし、被災者の宮本嘉二に比べたら、後継者がいることは有難いことです。また今日の宮本嘉二は、雄弁でした。テニスも復活したようです。元気が一番です。