香川県庁へ出向きました。用向きを終えて、県庁本館1階へ降りてきました。偶然ですが、建具の展示をしている処に出会いました。主催は香川県アースリィウッド協同組合と香川県建具技能士会です。建具と言えば地元の職人、「香川さんの作品があるかな」と直感的に思いました。ありました。しかし・・・
今年で26回の展示会と、当番の人から聞きました。また面白いことも、知りました。4月10日が、「良い戸の日」として記念日にして、その前後に建具展示会を開催しています。私も展示会は、何度か目にしたことがあります。旧館1階が定位置だったと思います。今年は本館1階であります。
香川さんは不在でしたが、当番制のようです。本日から25日までの開催です。審査もあって、優秀賞にはその表示があります。香川さんは、「商工労働部長賞」に輝いていました。引き戸ですが、中の算木が模様になっていて、左右に動くのです。良いアイディアです。月並みですが、私の芸術感は、この程度です。
しかしよくよく記憶を辿ってみたら、香川照善さんは、本来私が思い描いた香川照泰さんの何なのよ。弟さんか、息子さんか。香川照泰さんは私とよく似た年齢。仏生山町大名行列のメンバーで、仏生山まちづくりのリーダーです。確認は出来ていませんが、「照」つながりで、もしかしたら後継者かも知れません。
未練たらしいのですが、写真の引き戸。手の込んだ良い材料を駆使した一品です。希望価格は、25万円。一軒家に一つだけなら買い求める価値も値打ちもありそうです。今のわが家では、引き戸は洗面所につながる空間への一枚だけです。あそこには似合わない。そもそも香川さんの建具用の家がいるみたい。