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台風8号が近づいているのですが上京
50年ぶりの勢力を持った台風8号が、日本列島に近づいています。「行くはよいよい帰りは怖い」と思いながら、高松空港から羽田へ入りました。本日は朝2番9時台のフライトですから、空港入りも出社してからゆっくりできました。

本日はセミナーと、週刊住宅新聞モニター記者年次大会がありました。経営実践セミナーは、「競売ビジネス最前線」講師は山田純男氏です。競売ビジネスは、不動産業界では語り尽くされた古典ビジネスですが、これの精通者は、私が知っているだけでもプロ中のプロです。

競売物件は、銀行等の金融機関が融資した資金の返済が出来なくなった債務者の担保不動産を、融資元の請求によって裁判所が強制売却して、一定の費用を天引きして請求人へ還元するシステムです。問題は、融資残代金全額回収が保証されていないと言うことです。

銀行等融資機関は、倒産引当金などで償却します。つまり儲けが出たらこれをマイナスすることで、税金を免除されます。他方債務者は、残りの借金を払い続けることが原則です。無担保融資が、相変わらず残るのです。払い続けなければならないのです。

今年3月に、中小企業金融円滑化法が期限切れになり、これからが大変だと言われています。これまでは政府の庇護の元、中小企業の経営にある程度の落ち着きが見られます・

そんな金融事情を反映してか、不動産競売案件は激減しています。2008年のリーマン・ショック前の半数(全国3.9万件)です。期間入札の売却率は98%。全国平均ですが、一案件に14本の入札が入っています。先ほどのプロに聞いても、最近は高額入札傾向が続いていて、商売にならないと言います。

私は、商売としては「競売」をやっていませんが、知り合いの相談に乗るためにも勉強はしています。競売の現場へも行ったことがあります。制度も法改正と共に、変わってきています。安く競落して、リフォームなどして、利益を乗せて販売するのが一般的な競売ビジネスです。

質問を求められて、私はマルナカホールディングが競落した朝鮮総連ビルの件について質問をしました。東京高裁の売却許可決定公告後の手続き期間、「執行抗告期間」だと言います。確かに最高裁へ訴える方法はあるのはあるのですが、使われることはまれだという答えでした。

もう1つ「最低競落価格が25億円だったのに、マルナカホールディングは22億円で入札しているが?」という質問に山田純男氏は、「2割減」までは許されていると答えました。最後に、競売ビジネスではめったにないことが、朝鮮総連ビルで起こっているのだそうです。

その後に、週刊住宅新聞モニター記者年次大会が開催されて、私が最優秀賞でした。四国中古住宅流通促進事業協議会(略称四国連携)関連の記事を、2本書きました。昨年の年次大会に参加し、先輩受賞者の意見を聞いていたら、「私にも出来るのではないか」と気がつきました。

その他マイアミ(海外物件を日本人が買うことをインバウンドと国土交通省は言います)で物件を紹介している日本人など、中心人物は林弘明(ハート財産パートナーズ代表取締役)氏ですが、彼は中国やマレーシアでも不動産投資物件を扱っています。この人の人脈で、全国に82人のモニター記者が駐在しています。

会場をあとにした私ですが、都内も雨風が激しくなっています。残念ながらスマートフォンを落としてしまいました。ホテルまでの地図を見ながら歩いていました。風に煽られました。機械は動いていますが、ガラスが粉々になって無残な姿をさらけ出しています。

機会を見つけてこの件については、また小欄に掲載します。みなさんもお気づきだと思いますが、私は今月2日の引退パーティ後に会長になっています。従って小欄も「会長日記」に昇格しています。

山田純男氏

長尾社長挨拶  




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| 社長日記 | 09:54 AM | comments (0) | trackback (0) |
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