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手詰まり安倍晋三首相9月衆議院解散?
2014年8月高松藤原塾での、経済アナリストの藤原直哉氏の大胆発言です。9月2日(火)自民党人事、9月3日(水)組閣までは私も知っている話しですが、その後北朝鮮へ行って拉致被害者を救い出し、安倍晋三首相は衆議院を解散、総選挙に打って出る可能性があるという話しです。

私も、藤原直哉先生とはもう14年(2000年に高松藤原塾が設立)以上も前からの知り合いです。2000年に「香川県FP協同組合」を設立し、その時の記念講演を経済アナリストの藤原直哉氏にお願いしました。里坊先生の引き合わせです。その後高松藤原塾は、代表者を細川税理士へと変えましたが、今日に至っています。



日本を取り巻く世界情勢では、米・韓・中VSロ・北・日で動いているそうです。先の安倍首相の北朝鮮訪問も、その事例の一つのようです。ここでまたビックリですが、日米の関係も蜜月ではないようで、沖縄辺野古の米軍基地移転も、米軍はいらないと言っているとか。アメリカは沖縄から撤退、グァムからオーストラリアへ移したと考えているようです。

その沖縄の知事選ですが、従来の沖縄県内の選挙でよく見られる保革対立から一転し、普天間基地の辺野古移設や県内のオスプレイ配備などをめぐる仲井眞県政の姿勢に対する評価を争点として、自民党が地元と国政で分裂し、党那覇市議団が野党との統一候補を擁立するなど4氏が立候補の姿勢を見せています。

在日米軍普天間基地の辺野古移設に反対し続けてきた翁長(おなが)雄志(那覇市長)が「市民派代表」として、自民党が推薦する現職の仲井間弘多知事に勝つだろうという予測も付け加えています。東京対地方の戦いです。ここでも自民党は大打撃を受けます。

次は3日の組閣で、現在入閣候補者約60人の内、実際に大臣ポストにありつける議員先生は10名少し、あぶれた50名には大いに不満が残ります。そして自民党総裁再選への道筋です。ポスト安倍は、本人自身なのか石破茂幹事長なのか、麻生太郎財務大臣も虎視眈々と狙っているようです。

そして命綱「アベノミクス」と浮かれている経済ですが、消費者物価指数が3.3%と予想の2%を遙かに超えて「物価高」に振れています。卸売物価指数(表現は変わっていると思いますが)では4%です。物価が上がれば金利が上がり、賃金が上がります。負のスパイラル現象が必ず起こります。

第1速報値ですが、4-6月GDPは-6.8%です。3年前の3.11東日本大震災発生時の-6.9%よりは良いとは言われていますが、民間予想は-7%です。速報値ですから1年後の確定値では、恐らく-6.9%より悪くなっているのではないかと藤原氏は予想しています。

安倍晋三首相は円安になれば、輸出が増えて、株価が上がると言い続けていました。そして実際円安になりました。株価は高値安定が続いていますが、輸出額は増えていません。貿易収支はこれまた赤字が続いています。そして消費税の再増税。先の衆議院解散選挙の大義は、「消費税を上げないことの国民合意を得るため」と言われています。

自分で判断すると倒閣の恐れがある。だから国民にその判断のツケを回すという、過去にあった橋本内閣のにのまえです。選挙をしたら、大負けでしょうね。そして次の受け皿が見つからない。果たして自民公明の、連立与党が続くのか。八方ふさがりの永田町です。

為替の急激な変動も生活が大変ですが、もっと怖いのが金利の上昇です。物価が3%上昇すれば、金利は3.5~4%が普通です。そうなると今の地方公共団体は北海道夕張市のように、国債もとても償還できる金額ではありません。それを今では、日銀が大量に買い込んでいます。

安倍晋三首相が連れてきた黒田東彦日銀総裁は、「死んでも金融緩和はやめない」と言っているのですが、彼が辞任したらどうなるか。恐らく長くても3~5年、まず10年は続かないでしょう。金利が上がりはじめたら、日銀の保有する国債の支払金利も当然増えます。

小さな政府にすることが求められます。歳入内で歳出を賄い、国債の発行はしない。これは一般家庭では常識です。今度の広島県の大雨災害のように、災害もあれば病気も考えられます。預貯金がなければ、まさかの時に生きていけません。まず国会議員や国家公務員を、1/3にまで削減するのが手始めでしょう。

これに習って地方公共団体も、歳入歳出のバランスを常に意識するのです。県債市債の新規発行はなりません。もう聖域だった米軍基地も、いらない時代です。自衛隊も、救難支援へ任務を限定すべきです。幸いなことに閣議決定した「集団的自衛権」には、これまで通り「個別自衛権」しか盛り込まれてないようです。

ところで昭和天皇実録が完成したようです。昭和天皇実録は、宮内庁が87年の生涯を確実な資料に基づいてまとめた、いわば公式記録です。在位期間は歴代最長の62年。開戦から終戦後の復興に至るまで、激動の昭和史をめぐる新事実が明らかになるかが注目されます。

米軍を日本の番犬にするという昭和天皇のお考えが、今日の日本の平和と繁栄をもたらしています。天皇陛下は、「民のために」すめらみことのお考えです。私も、昭和天皇実録は是非読んでみたいものです。


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| 社長日記 | 09:34 AM | comments (0) | trackback (0) |
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