香川県高松は、四国の玄関口でもあり、全国的には「さぬきうどん」の街として有名です。讃岐うどんも最近は、全国各地へ進出しています。私の知る限りでも「はなまるうどん」、「たも屋」「やまだうどん」さんなどがあります。
よく聞かれるのは「丸亀製麺所」ですが、確かに丸亀や坂出は、讃岐うどんの発祥の地のように言われ、なるほど丸亀や坂出周辺のうどんは美味いのですが、丸亀製麺所は神戸本社の会社です。
正確には讃岐うどんではないと思いますが、それでも「丸亀製麺所」は、全国各地に出店しています。確か沖縄浦添市内にもあったような記憶があります。そして食べた方は、「美味しい讃岐うどんだった」と思うことでしょう。
ところがそんな讃岐うどんの玄関口、JR髙松駅前に何と「徳島ラーメン」が出店してきてもう1年にはなるでしょうか。先に「サンポート高松」の一角に、ラーメン店が6~7店舗「ラーメンポート」のような名称で、同時開店しました。
もう数年前のことです。一時爆発的に売り上げていましたが、今はその影はありません。もちろん今でもラーメン店は健在で、店名が変わったところも散見されますが、いまではラーメンポートの話題は、ほとんど聞かなくなりました。
ラーメンポート関係者からは、うどんの国でラーメンは売れなかったとか聞きましたが、必ずしもそうではありません。むしろうどん好きは、ラーメンも好きな人が多いのと違いますか。問題は味と価格と、プラスアルファーです。
先の、駅前徳島ラーメンもその仲間かと思いきや、なかなかの善戦を続けています。私も行きましたが、本当の徳島市内で食べるコテコテの徳島ラーメンです。独特な味で、これまた常連客も多いのでしょう。卵と白米がお薦めのトッピングです。
さて本題に入りますが、その徳島ラーメンの本拠地聖地に、「味噌ラーメン専門店」が出店しています。そもそも四国上陸は、高知県南国市の第一号店からはじまり、高知県内に2店舗、そしてここ徳島県に2店舗展開しています。
今の関係は分かりませんが、そもそもの出店は、盛和塾東京・田所史之さんの「田所商店」で修行された高知県人が、南国ではじめたと聞いています。高知で成功を収め、徳島出店になったと勝手に推測していますが、徳島ラーメンのお膝元へ出店するなら、讃岐うどんの高松へも是非出て欲しいものです。
そもそも論ですが、私はうどん大好き人間です。加えて、ラーメンも大好きです。次ぎに新宿のラーメン店も改めて紹介しますが、日本を出る前はうどん、帰った時はラーメンと決めているほどです。そうそう成田空港も、出発ゲートの上の片隅に、美味いラーメン店があります。
あくまでも私の嗜好ですが、ラーメンの一番は「味噌味」です。高松で味噌ラーメンと言えば、コトデン片原町駅至近の「北海」です。ここは、高松での味噌ラーメン一番店です。ただし同じ味噌ラーメンと言っても、「北海」と「國丸」の味は違います。國丸は、濃い味噌味です。
最近、都内江東区門前仲町の田所商店が閉店しました。千葉の南行徳まで行けばあるのですが、門前仲町店が出来るまでは東西線で千葉まで行っていましたが、人間勝手なもので、近いところに出来て慣れると、もう遠くへ行くのが億劫になります。
ここ最近は、田所商店の味噌ラーメンを食べていなかったもので、久しぶりの國丸味噌ラーメンは、美味かったですね。またまた名刺を置いて、出店協力を強要して店をあとにしました。