はじめて参加しました。今年から、香川宅建協会の自由民主党職域支部の担当を仰せつかり、これで2度目の出席ですが、何が何やら分かりません。国政もそうですが、香川県内も自由民主党が圧倒的勢力を誇示しています。首長は無所属ですが、それでも支援団体のトップは自由民主党です。
もともと香川県は保守大国ですが、それでも一度だけ知事が革新になりました。京都や東京に革新知事が誕生した、その後のことです。今からしてみれば、ブーム雰囲気流行だったかも知れませんが、全国的に革新の首長がこれまで以上のことをしてくれると期待され当選しました。
するとその期待に応えようと、まずやることは「ばらまき行政」です。「ばらまき行政」は、その恩恵にあずかる人数が多いもので、その額が1億10億100億円と膨らんでいきます。
選挙というものは大勢から賛同を得て当選をします。従って大勢をいわば大衆を歓喜させることを求めます。しかしその財源は税金です。政治とは、どう納得させて税金を分配するかに掛かっています。当然足りませんから、そこには屁理屈が必要になります。これが政策です。
本日の政調ブロック会は、職域支部から出た要望を、国会議員と県会議員で構成されている「自民党香川県支部」役員が聞き取りをして、必要なものは国政に、あるいは県政に反映しようというものです。
名を聞いてすぐに分かる支部と、慣れない私は、なんだこれはと言うものがありました。「乗用自動車支部」は、どんな組織かピンと来ませんでした。よく聞いていると、「タクシー」業界でした。土地改良支部は、ため池の耐震化を訴えていました。
政治というと、私もどちらかというと嫌いです。若い頃は、「いつ出るんな?」とも言われました。一言多い私は、政治家タイプに見えるようですが、立候補するなど考えたことがありません。しかし私は出来ませんが、やってくれる人を応援せねばなりません。
民主政治は、この世の中にどうしても必要なものです。その原点が選挙です。ある意味議員さんの就職活動の応援でもありますが、そこで協力してはじめて組織の希望も叶うわけで、組織を挙げて応援せざるを得ないのです。好き嫌いは別にして、ホワイトハウスでは、大統領が替われば電話機まで変わるそうです。