日頃の喧騒をはなれ、ゆっくりと日本庭園(玉藻公園)を鑑賞頂き、お茶を楽しみ秋の一日をお過ごし頂ける様、クラブメンバー一同皆様方のご来席を心からお待ち申し上げております。会長、田渕保己ライオンからのメッセージであります。
高松屋島ライオンズクラブの茶会は、地元茶人の間や市井の私のような暇人には、つとに有名であります。失礼ながら高松屋島ライオンズクラブと聞けば、「お茶会でしょう」と答えが返ってくるほど、秋の茶会には老若男女メンバー力が入っています。
文化の日、本日は明治天皇陛下の誕生日だそうで、武者小路千家官休庵高畠守徹先生の茶席も、菊にちなんだ掛け軸などで、秋の茶会の風情を醸し出しています。私も年に数度、茶席に座りますが、そのすべてがライオンズ関係のお席です。
わが髙松栗林ライオンズクラブも春には、「日暮らし茶会」と銘打った茶会を、栗林公園で開席しています。会場の広さも異なり一概には言えませんが、参加者数では高松屋島ライオンズクラブが栗林LCの倍です。
今年もそうですが、まず甘酒の接待から始まり、確かに待ち時間も1時間を越えますが、お茶席から点心、それにお土産までついています。これに公園入場料も入って1千円です。私も数枚買い求めて、本日は一人参加ですが、それを計算に入れても大赤字です。
しかし屋島さんは、それをむしろ楽しんでいます。先の合同例会で、顔が見えなかった結城喜代美さんの元気そうな姿も拝見しました。それにどうでしょう、この快晴の玉藻公園の風情は。昨日の準備段階では、本日はくもり雨の予報。それが一気に、雲一つないような快晴です。日頃の行いですかね。
また今日見てびっくりしましたが、ここでも和船が就航しています。栗林公園のすっかり名物になった和船ですが、ここ玉藻公園でも2人乗りの少し小さい船ですが、和船が船頭のガイドでお堀の中を移動しはじめていました。
ここお堀は、海水が入っています。それでいて大きな鯉が多く生存し、バシャバシャと波を立てています。鯉の洗いにしたら美味いだろうと見る度に思いますが、そうしたという盗難届はもちろんありません。
私も北川豊彦会長の隣に着座し、会長を真似て久しぶりに正座をしました。足を崩しても良いのですが、隣の会長が正座では、そうもいくまい。冷や汗の所に、見め麗しい和服女性から「お久しぶり」と声がかかり、足のしびれが一層進みました。
足が痺れるのも痛いのも、すべて己の体重のせい。誰恨むことなく、ひたすら反省して来年の11月1日、高松屋島ライオンズクラブ50回茶会に備えよ。と言い聞かす私でした。お菓子は東京の茶会にも登場するという、「三友堂」の色鮮やかなかるかんでした。
なお高松屋島ライオンズクラブ50周年記念式典は、3月22日(日)高松国際ホテルで。関係者各位は、スケジュールの確保をお忘れなく。いま高松屋島ライオンズクラブは50周年記念式典に向けて、快調に周回リレーをされているように見えます。田渕保己会長のリーダーシップ、会長経験者池田出席委員長の活躍など、若者にクラブ運営という財産を継承されています。