「カオハガンキルト」の展示会等で、島主崎山克彦夫妻が帰国しているというので、カオハガン島滞在経験者の有志が集まりました。会場は都内台東区大島にある超高層マンションのゲストルームです。私を島に誘ってくれた大和哲夫氏は、仕事で群馬滞在だそうで残念ながら欠席です。
口の悪い私や湯川正は、「まず両親の体調不良、次は四親等の葬祭」などを駆使してでも来ると、大和哲夫の真面目さをみなに強調していました。彼がいないと、本当に盛り上がりに欠けます。とは言いながら、それなりに10数人集まれば、それなりに盛り上がっています。
カオハガン島は、フィリッピンセブ島沖合20㎞に浮かぶ小さな島です。TVでも紹介されたので有名になりましたが、崎山克彦氏が私財で買い求めた島です。当時の住民は300人、今では600人になっているそうです。そして垂涎の的は、何と言っても子供たちの多さです。
夫婦に9人の子供と聞いて、私の母親世代の家族構成と同じだと驚きました。この子供の多いカオハガン島の図書館へ、髙松栗林ライオンズクラブが本を寄贈しています。子供らの役に立つと、嬉しい限りです。
なぜだか私は知りませんが、日本のライオンズクラブの歴史は、フィリッピンの「マニラライオンズクラブ」が「東京ライオンズクラブ」をスポンサーしたことに始まります。
写真にあります崎山克彦氏の膝元にいる男子も、滞在経験者です。何と五男と言うことですが、四男と母親と3人でカオハガン島に滞在したそうです。このくらいの年頃で、海外を見るのは貴重な経験です。日本人もこの先グローバル化の中で生活するようになり、海外という異文化を早く体験することです。
母親によると彼はカオハガン島訪問の後に、シンガポールへも行ったそうですが、反応が全く違ったと言います。子供らには、シャワーや電気が不自由でも、価値観が違うのです。不自由が自由のようです。
本日の中心人物は、鈴木美香さんと旦那様とお嬢さんでした。旦那様は虫が嫌いでカオハガン島へは行きたくないと話していましたが、崎山克彦さんご夫妻が「おいでよ」と働きかけていました。面白い展開になりそうです。ありがとうございました。お世話になりました。