2014,11,22, Saturday
今年はじめて、全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)の啓蒙活動として、全国一斉DVD研修会を開催しました。全宅管理は愛称ですが、公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会10万会員の組織がやる、賃貸管理業務を集約した組織です。これまでは、講師が47都道府県のうち10箇所程度で生講義をしていました。
それに対して今年は、同じ内容で全国一斉研修に切り替えました。今後予想されている賃貸管理業の法制化に向けて、これまで準備期間も含めて14年間蓄積したノウハウの全てを体系的に集約し、想定されるもっと言うなら現場で必要とされているノウハウをいろいろな形でまとめています。 主に「業務企画委員会」が資料や成果物を作っていますが、会員企業で実際使っているものを持ち寄り、議論を重ね全宅管理版として完成させています。本当に良く出来たものだと感心します。私もこの委員会で2年間、真摯に学ばせて頂きました。 当時の委員長が、本日第1部講演「管理業と媒介業の違い」でDVD画面に登場された、佐々木正勝専務理事です。そして第3部講演「信頼される管理会社の秘訣」を話した、岡田日出則業務企画委員長が先輩委員でした。確か6名ほどの委員でしたが、強者どもの集まりし所でした。 全宅管理は、先にも書いた通り母体に公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会10万会員を持ちますが、その数まだ6,000会員に届きません。目標として、全宅連会員の10%、つまり1万会員の達成を至近の目標としています。香川県下においては100名会員です。 そのために香川県も全宅管理の中の「支部」に立候補し、中四国の先導的立場を走ることにしました。私も香川県から推薦された理事として、今年は「総務委員会」と「学術研究部門特別委員会」に属して、広角な目線で全宅管理を見る立場にあります。 私は現場が好きですから、今でも店頭で「重要事項説明」をしています。これは宅地建物取引主任者がする仕事とされていて、私の存在もここにあるのですが、営業パーソンに、「回してくれ」と頼んでお客様との接点を持つようにしています。何となくお客様のニーズが、こちらへ伝わってきます。 |