師走の選挙が、全国で展開されています。ここ香川県でも、一区二区三区で激しい選挙戦が続いています。特に、二区が激戦のようです。私は高松在住ですから、第一選挙区です。ここは自民党平井たくやさんと民主党の小川淳也さんが、激しく戦っています。
応援も過熱し、麻生太郎財務大臣が本日、明日は谷垣禎一幹事長、次は安倍晋三党首らが来高して平井たくや候補の応援に入っています。一方民主党も、枝野幸男幹事長が応援に来るようです。
そんななか、本日高松市役所に物件調査のため行きました。ついでと言ったら失礼かも知れませんが、11階で期日前投票を受け付けていると聞いて、行ってみました。今日が初日のようで、記者さんもいて、取材が終わったばかりという雰囲気でした。
知り合いの臨時職員もいて、物々しい雰囲気でした。徹底したダブルチェックは、市選管の覚悟が込められているようです。自分の所の不祥事ですから、あまり言いたくは無いのですが、市選管の開票不祥事が大きな問題となり、裁判にまで発展しています。汚名回復に、躍起になっています。
また夜は、平井たくやさんの個人演説会が、仏生山町結婚式場観翠で行われるというので、友人知人を誘い、駆けつけました。地元県議の平木享さんが、平井選対の中枢にいます。通常の会場の入場者数は知りませんが、ここは良く集まっています。
ゲストとして、参議院議員堀内恒夫さんが来ていました。比例の次点で、昨年繰り上げ当選したと話していました。堀内恒夫氏は、元巨人軍V9ナインです。高卒で巨人軍に入団し、初年から大活躍でした。12連勝でしたか、新人投手としての金字塔を打ち立てています。
弁士の主張には、多岐に渡り当然バラバラですが、「選挙区は平井たくや比例は公明党」のフレーズだけは、見事に共通していました。「0増5減」の影響で、徳島と高知の選挙区が消滅し、ここのこれまでの候補が比例区の1位2位に名簿登載されていて、四国自民党では比例復活当選はないとのことでした。
従って比例区は公明党へというわけですが、これは平井候補への集票も視野にあると思います。公明党の平井候補への応援が、満票入ると計算すれば平井候補の当選が見えてくるようです。
もともと全国の一区はインテリが多くて、日本古来の伝統的な選挙が出来なくなってきています。香川県も、成田社会党党首のお膝元、知事も高松市長も革新の時代がありました。その地方気質は残っています。また平井たくやさんの、6選をねたむ声も聞こえます。
マスコミでは自民党優位と言われはじめましたが、選挙は分かりません。終盤に自民党の失態が表面化したりすると、一夜にしてドミノ返しもあり得ます。地元エゴを通すわけではありませんが、県下の他の選挙区や参議院の議員が全て1年生議員です。平井たくやさんには、ここ一番頑張って貰いたい。