2014,12,07, Sunday
2009年6月新たに法人化になった一般社団法人全国不動産コンサルティング協会が、来年15年に「空き家相談士」という教育カリキュラムに基づいた新たな協会独自の資格制度を始めると発表しています。週間住宅新聞のトップ記事です。
全国的に一気に問題化してきた「空き家」ですが、全国に820万戸あって、空き家率は13.5%というこの二つの数字が昨今跋扈しています。私も3年前から、四国4県の全宅連系宅建協会を巻き込んで、「何とかせないかん」と孤軍奮闘しているところです。 一般社団法人全国不動産コンサルティング協会は、国土交通大臣認定の不動産コンサルティング技能登録者で構成された全国組織の法人団体です。今では「公認不動産コンサルティングマスター」と称するようになっています。 その他、不動産コンサルティング技能登録者を有し、同業務を行っている個人・法人や協会の目的に賛助する賛助会員で構成されています。全国に単協組織を持ち、その集合体が全国不動産コンサルティング協会と言うわけです。 この傘下組織が香川県にもあります。香川県不動産コンサルティング協会です。そして公認不動産コンサルティングマスター資格者の団体が、県下にはもう一つあります。香川県不動産コンサルティング研究会と称しています。私は、ここに参加しています。 私はこの全国不動産コンサルティング協会の会員数を知りませんが、社団化当初の目標会員数は500名とHPに書かれています。全国津々浦々の組織体であっても、独自資格を創設するというのは、素晴らしいことです。 林直清会長の取組の熱心さ、特に公認不動産コンサルティングマスターには、「高い倫理観を備えた人材を輩出したい」と意気込んでいます。注目していきたいと思います。 |