2014,12,16, Tuesday
市選管が可愛そうだ。前任者が不正で逮捕され、有罪判決が3人に出ました。それを受けての14日の投開票でした。高松市選管の発表が今か今かと待たれたところですが、否応でも慎重にならざるを得ない状況です。
そして一夜明けた市選管に、最高裁判所の裁判官の信任を問う国民審査の票が117票足らないのはおかしいとの問合せが70件ほど寄せられて、対応に追われているというのです。市民が選挙に敏感になるのは、良いことです。しかしまたミスかと詰め寄る姿勢は、本当にトホホ。 市選管はこれを持ち帰りとして処理したことをめぐり、期日前投票を利用した市民からの問合せが相次ぎ、16日だけで70件も寄せられたと言うのです。要するに、期日前投票へ行ったのに、国民審査の投票用紙を受け取っていない。選管が、渡し忘れたのではないかという詰問です。 私も告示日の翌日3日から始まった期日前投票に、3日の11時過ぎに行きました。ついでがあったからと言うのが私の場合の投票動機ですが、一段落した雰囲気の中、11階にしつらえられた投票場へ入りました。小欄に既に書いたように、既知の市職もいたりして、報道記者も記事をまとめていました。 確かに小選挙区の投票用紙、次ぎに比例区の投票用紙を投票の都度、渡されました。この次ぎに、本来あるべき国民審査の投票がないことに気がついてはいました。私は期日前投票に、国民審査の投票はついていないのだと判断して、違和感なしに会場をあとにしました。 報道によると、期日前投票は、衆院選は公示日の3日に始まったのですが、国民審査は「投票日の7日前から」と法律で決まっているので、11月7日(金)から始まったとのことでした。この間の数が合わないわけです。それを持ち帰り票と処理するのも如何なものかと思いますが、正確な処理方法がなかったのでしょう。 本来なら、期日前投票を早く行った人(11月6日(木)まで)は、もう一度国民審査の投票に行くべきだったのですね。これは制度を改めて下さい。法律を変えて、1度で済むように、これからも期日前投票は増えることでしょうから。いろいろありますが、市選管東原さんもいたかな、頑張って汚名返上頼みますよ。期待しているよ。 |