2014,12,18, Thursday
嬉しい報道がありました。議員発議による、少子化対策推進条例(仮称)案を協議している県議会の検討委員会は18日、条例案の素案を発表しています。私は茨城県の例を小欄でも紹介し、8年間で1200組のカップルが誕生したという成功例を書きました。下にその時の記事を読むURLを張っておきます。
香川県議会の素案では、保育の充実や雇用の安定とともに、県民総ぐるみで結婚をお世話する「おせっかい運動」の展開を盛り込んでいます。先の茨城県の例では、「出会い」の機会がないことが結婚への道をふさいでいる原因としています。結婚さえしたら、日本人は子供を産むことがデーターから裏付けされているとも。 私も考えるのですが、保育の充実はともかくとして、雇用の安定などは大きな「甘え」だと思います。何をしても真面目にコツコツと働けば、夫婦2人と子供さん3人の私が考える普通の家庭は、十分やっていけるはずです。大学進学が大変というなら、高卒で働けば良いのです。 弊社にも高卒の社員さんがいますが、この人らがよく働いてくれています。大卒もいますが、その間に混ざっても遜色がありません。私は自らが進学したこともあり、大学を否定するわけではありませんが、今の状況のように、9割以上が大学へ行って果たして人生にプラスになっているのかと甚だ疑問に思っています。 これまでは奨学金を貰ってでも良い大学を卒業し、一流と言われる企業へ就職したらそれで幸せな人生をおくれるというサクセスストーリー(成功への道)があったと思います。しかしこの構図は改めて私が申すまでもなく、崩れかかって、ある意味では完全に崩壊していると言っても良いと思います。 就職して給料を得たなら、奨学金の返済が始まります。この支払金が、過剰負担となっていると聞きます。200万円から、多い人では600万円も奨学金という借金を抱えているのだそうです。これで大学を卒業して、非正規社員で給料が安いとなれば、返済が滞るのもうなずける話しです。 話しが逸れてしまいましたが、香川県議会の中に検討委員会があるそうで、約20名の委員で3回の委員会を開催し、18日発表の素案を出したようで、今後パブリックコメントを募集し、来年2月の定例議会で議決を予定しているそうです。私も是非、意見を書きたいと思います。 「出会い系サイト」と間違われないように、香川県が中心となって組織を作り、真面目に伴侶を求める特に若者層の背中を押してやるような組織を、県内の数カ所に作り、パーティやイベントだけでなく日常的に「出会いの」機会を作れば、結果はシンプルで子供の誕生に繋がり少子化に歯止めが掛かります。 また再婚のケースも、でてくると思います。これもまた手当てして、心豊かに暮らせる香川の一助になるように、是非PRにも務めて下さい。 ここをクリック |