2015,01,03, Saturday
快晴の箱根を、青山学院大学の村井3年生を先頭に、21人が山を下ります。やはり青山学院大学が強かった。復路も征して、初の総合優勝に輝きました。それも2位駒沢大学との差を11分近く広げてのゴールインです。青山学院大学は、昨年5位一昨年は8位でした。
青山学院大学は、7年連続20回目の出場です。このところ急激に力を付けてきたというイメージです。青山学院大学と言えば、「坊ちゃん校」の心証が私には強いのですが、現役プロ野球選手も青山学院大学出身者が一番多いと聞いています。箱根駅伝も、青学の天下がしばらく続くかもしれません。 昨日と同様、新聞の「21チーム選手紹介」を横に置いて、TVにかじりつきインターネットを眺めています。印象としては、今年のシード10校のうち、4つのチームが10位以内の圏内から出て、予選会へまわるという下克上の箱根駅伝です。中央大の失速がなければ、まだ脱落校がありました。 それでも1位の青山学院大学、2位の駒沢大学や3位東洋大学、4位明治大学5位早稲田大学までは、来年も優勝を争う勢いです。昨年3位の日本体育大学は、何と15位どまり。それも、往路18・14・14・14・15位、復路も下位集団に甘んじていました。日本体育大学、日本大学、帝京大学、拓殖大学が予選会です。 ちなみに出場多回校は、中大が1位の89回、2位日大85回、3位が早大84回、4位が東洋大73回、5位は日体大67回、6位に明大の57回と7位は順大56回。そして創価大学は、嬉しい初出場でした。 一方予選会に目を向けると、参加48校の中から、確か10人の総合タイムで10校を選んで本選に出場できるのですが、残念ながら枠外の11位東京農大、12位法政、15位国士舘、17位専修、20位亜細亜と古豪も低迷しています。中大も途中まで8位に食らいついていましたが、最終は19位でした。 確かに箱根駅伝は、大変な盛り上がりです。「山の神」に代表されるように新人が新記録を出す盛況ぶりですが、金栗四三氏が唱えた世界に通じる選手育成となると、箱根駅伝の選手が五輪等で大活躍とは聞きません。このあたりに次の課題があるようです。今年の箱根も終わりました。明日から仕事です。 |