■カレンダー■
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     
<<前月 2024年04月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2299638
今日: 777
昨日: 1522
 

宅建協会官公庁への年始挨拶2015
毎年恒例の年始挨拶が、本日10時から始まりました。毎年のことですが、定時総会の次ぎに疲れる公務の一つです。高松税務署を皮切りに、香川県庁各課、香川県議会、香川県警察、国交省四国地方整備局建政部、高松市各部局、高松市議会等をまわります。

歴代正副会長や部長職、事務局員も同行します。会長方針によって、今年は運転手役も含めて7名でした。多い時には、倍の15名もで移動したこともありました。私も故植本義明会長、高木会長、石原和夫会長、現職日下雅彦会長のお供をしてきましたが、時代と共に参加人数は変わりました。

ところで香川県庁ですが、廊下やエレベーターホールも真っ黒でした。不気味なくらいに。その反面高松市庁は、幾分明るく感じました。エレベーターの改修後、箱の中がLED照明化されて、明るく感じます。それでも省エネルギー化で、電力使用は少なくなっているようです。

全般的に役所内は、年々暗くなっています。県も市も、財政が傾いているのを実感します。これが民間であれば、もう噂になっていることでしょう。役所も良い時代はあったはずです。予算(=歳入)は使い切るという体質、これがこの財政難を招いた原因かもしれません。

話しはまた飛びますが、年末年始の偉い人の発言に「企業は内部留保を人件費のアップにまわしたらどうか」という発言がありました。安倍晋三内閣総理大臣だったか、いずれにしても政治家だったと思いますが、国の力を借りて内部留保をしたという企業は少ないと思います。

みずから身を粉にして、作っている内部留保金です。当然ですが、税金を払ったのちの現預金です。内部留保金は、まさかの時の「米100俵」です。それをほとんど何もしてくれない国が、このように使えとは経済音痴と言わざるを得ない体たらく。「馬鹿な政治家ども」と本当に失礼ながら、心からそう思います。

そんな財政難にもかかわらず香川県庁では、行く部課によって、実に豊富な印刷物が展示されています。無駄遣いとは言いませんが、これほどまでの印刷物がいるのかなと素朴に疑問を抱きます。それでも印刷物は、県民にも見えます。見えなしところでの出費も、「見える化」出来ているのでしょうかね。









さりとて私も納税者の端くれ、面白そうなものを、幾つか頂いてきました。分かりやすいのは、「オリーブハマチ」や「讃岐牛」「さぬきの夢2009」とか、香川県産の全国ブランドのパンフレット。カラフルで、県外へも出しています。その成果も大いに貢献して、「香川県」の認知度も上がっています。

そんなパンフレットですが、全てが県予算でないものもあるかもしれませんがその中身ですが、これまでと随分違ってきました。勿論その変遷の全て知り尽くすわけではありませんが、その昔であれば、抽象論の表現であったものまで、今は具体的表現に変わっていると思います。

例えば「さぬきの夢2009」の紹介でも、ああそうかまず「さぬきの夢2009」はですね、「さぬきうどん」のために育麦された香川県産の小麦だけを使った小麦粉です。香川県農業試験場で開発され、当初は「さぬきの夢2000」でしたが、その後の改良で今では「さぬきの夢2009」まで進化しています。

私も麺職人でしたからよく分かりますが、さぬきうどんの原料は、ほとんどがオーストラリア産小麦です。もっともこれは私が麺業をしていた30~50年前の話しで、100~300年前はさぬき産の小麦に、瀬戸内海沿岸で採取した塩、出汁は写真の「伊吹島のいりこ」でなくても、豊富に獲れたいりこでさぬきうどんは構成されていたのでしょう。

パンフレットの中身に話を戻しますが、「さぬきの夢2009」をアピールするために、「さぬきの夢2009」を使っているうどんの名店を具体的に紹介しています。過去には、特定の個店を県が紹介することなどはしていなかったと思います。この方向を、私は強く支持します。

同じ手法が、讃岐牛のパンフにも散見されます。業界が制作したものかもしれませんが、それでも県の所轄課の窓口にあることは、これまでになかったことです。これは、良いことです。産学官と言われれば、異業種交流会の枕詞でしたが、大いに産学官で取り組みませんか。地域が発展すれば、企業にマイナスすることはありません。新たな一歩を垣間見た、今年の年始挨拶でした。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2910 |
| 社長日記 | 10:09 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑