紫雲会正副会長で、退任された横山賢治校長と新任の中筋政人校長先生の歓送迎会をコトデン瓦町ビル10階のレストラン八十八の旅で開催しました。横山賢治校長先生は定年退職で徳島文理大学へ、中筋政人校長先生は、小豆島高校からの赴任です。
中筋政人校長先生は、高商51年卒業生で、私のよく知る若松茂行さんと同級生と言うことを聞いています。やはり地位が人を作るのですね。同じ年で、同じような学生生活をしていながら、これほどまでの違いが出るのですか。威風堂々の中筋政人校長先生です。
私はいつものことながら、自分でも失礼な男だと自覚していますが、目の前に座られた校長先生に、「高商の校長ともなれば、広島(大学)等の卒業生でなければ就任できないのでは」とハッキリ聞いてしまいました。横にいた真鍋健彦会長にも叱責されましたが、私は非常に期待をしています。
誤解を恐れず申すなら、私立大学で同じように教職を目指した私としても、とても難しいことだと思います。私は教員にならず麺職人になりましたが、経済学部とか経営学部など、文学部以外の学生が教職課程を獲るのは、他学部聴講等で大変なのです。
本意は、にもかかわらず中筋政人校長先生は職員からも、教育委員会からも多くの支持を集め高商へ、それも最初で最後の高商勤務となり、人物的に頼られている校長さんだなと感心して、今日お目にかかれることを楽しみにしていた。と言うのが私の思いです。
前任の横山賢治校長も、たいへんな功績を残した校長さんです。もう10年以上燻っていた高商の課題、「雨天練習場」問題を見事解決し、4180万円の募金活動に勝利して、雨天練習場を作ってしまいました。
もちろん横山賢治校長だけの力ではありませんが、5,000円寄附してくれた人にも電話があったと当人から聞きました。大勢に依頼文を送り、大勢から寄附を集めました。そして長尾健司監督を、国家公務員を引き抜いて高商の監督に据えました。
やがて、必ず高商の古豪復活があると、私は信じています。中筋政人校長先生も、私は大いに期待をしています。学校も経営です。経営はトップ次第です。それは企業も、学校も同じです。本当に楽しい、愉快な時間を共有できました。お付き合い頂いた、教頭先生、小西先生もありがとうございました。