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忘れていたFPの世界・プロフェッショナルFP研修住宅取得編
私も、日本FP(ファイナンシャルプランナー)協会の会員です。AFPに合格したのが、もう20年以上も前(1994年)の話ですから、気づきは早かったのです。と言いながら、将来を展望したのは私ではなくて、当時の住宅情報誌「サカブランカ」の村尾茂編集長のアドバイスです。

「これからの宅建業者は、ファイナンシャルプランナーとしての立ち位置が必要だ」。意味するところはよく分かりませんが、売ればそれでおしまいというのではなく、次のステージのことまで考えて媒介をせよという意味だったか。今となっては訊くよしもなく(生きていますよ)、答えは分からないままです。

AFPは、FP(ファイナンシャルプランナー)の、日本ファイナンシャル・プランナー協会が認定する中級FP資格です。その後に国の資格として、2級FPが出来ました。そしてその上位に上級FP資格であります「CFP」があります。これを目指しましたが、あれから20年余6科目の内の1つを残してどうしても受かりません。

もう諦めましたから、これはこれで良いのですが、一斉メールは協会から届きます。いつもは読み飛ばしていますが、今回ふと目に入ったのがプロフェッショナルFP研修「住宅取得プラニングコース」というものでした。ファイナンシャルプランナーが、どのようにして住宅を売るのか?

何これは何だと、大いに興味が湧きました。宅建業界この道30余年、FPの世界も知っているだけに、FPと宅建業界の直接の接点が分かりません。先のCFP試験の6科目の中に確かに「不動産運用設計」があり、相関関係は想像がつきますが、直接に作用する重なりが分かりません。

どの業界も、次々に新しいところへ手を突っ込んで、ブラシュアップを画策しています。宅建の世界では私も、かなりマニアックなところまでお付き合いしていますが、このプロフェッショナルFP研修もかなり濃いですね。第一、本日の5時間は初日であって、これからもう2回これが続き、次回の予告を聞くと・・・。

本日はFP業界の概論もありましたが、各論の部分では、住宅購入希望者からの聞き取り調査のノウハウでした。FPの知識は実に多岐に渡り、金融から税務、保険から相続の分野まで、実に求められている範疇は膨大です。すべてにおいて「税務」が絡むことから、税理士には有利な試験です。

従って税理士は万能ですが、とは言うものの、建ぺい率などの専門用語も飛び出し、専門家と言えば、「税理士」「社会保険労務士」「生損保募集員」「宅地建物取引士」「行政書士」「住宅ローンアドバイザー」などの専門知識に踏み込んでいます。一般的なFPは、不動産が一番苦手のようです。

話しは逸れましたが、本日は「漏れなく聴取」の実践を「相談者」「FP」「アドバイザー」に分かれて、30代40代50代の住宅購入希望者を想定し、家族構成等の聞き取り調査をしました。宅建業界では毎日やっていることですが、特に「住宅ローンアドバイザー」的立場、つまり有利なローン条件の提供を求めています。

先述の「住宅ローンアドバイザー」という、住宅ローンに特化した資格もありますが、昨今の住宅ローンは多岐に渡り、その顧客に合わせた個別のアドバイスが求められています。つまり30代のローンの組み方と、50代のローンでは自ずと違います。それぞれに会わせた最良の選択が、求められています。

一口に言って、FPの業務は細かく複雑です。宅建業者からすれば、事細かく聞き取りをしても、実際それ似合う流通物件が果たしてあるのか、またライフイベント(子供の入学・就職・結婚・出産等)を予想しても、それが予定通り行くのか。リストラがあるかも知れないし、怪我病気も・・・。

しかしこのように考えていたら生きていけないし、生きても楽しくないので、予定は未定ぐらいに考えておいたら良いと思います。また私のように、「わが家のライフイベント表(30年後まで予想を書き込む表)」の途中で書き込みが止まる人。つまりこれから30年は生きそうにない人は、是非書くべきですね。

ここまで生きると決めて、それから遡って今日をど真剣に生きる。それが、私流の充実した生き様です。当然過去に、こうした訓練を受けてこれまで生きています。また生きることの目的を、「個人」「家庭」「会社」に分けて各々10項目程度書き記したものもあります。色々やると、見えてくるものがあります。


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| 社長日記 | 08:48 AM | comments (0) | trackback (0) |
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