2015,07,26, Sunday
致知出版社から月尾嘉男氏が上梓したもので、数日前に「過剰適応」を紹介しました。あれ以後も、「過剰適応」がぴったり当てはまるケースを散見します。なかなか言い当てて、妙だと思っています。
用意周到な大国、用意周到でない日本、過去70年で、180以上の国が消滅している。国家存亡のカギは、「用意周到」にあり。歴史が教える国家存亡の法則を述べていますが、ではどうすれば良いのかが私にはよく分からなかった。そこは、自分で考えろというところか。 日本が直面している、人口減少への対応も書かれている。地球規模から見れば、世界中で人口が増えて、これからの食料やエネルギー面では危機状態である。この点から日本は、ある意味優等生かも知れません。 労働力不足は、ロボット等でまかなう。移民は弊害が大きいとも書いています。老人力と、女子力を使えとも書いています。2014年5月に日本創生会議が発表した「消滅可能性都市」にも触れて、日本だけが成功していない出生率回復政策で、婚外子を社会で差別せずに受け入れることだと。 最後に附録である。フランスのコンドームの製造会社デュレックスが、世界各国について1年間の性交回数を調査している。前述の国々について2005年の調査結果を見ると、イギリス118回、スウェーデンは92回、フランスは120回、ドイツ104回であるが、日本は45回で41カ国中最下位である。 |