2015,07,28, Tuesday
驚きました。これほど点差が広がるとは、私のみならず誰も想像していなかったと思います。昨日も、どんでん返しに近いシーソーゲームの2試合でした。第1試合で、寒川4-3英明、大本命の英明がノーシード校の寒川に惜敗しました。
続く第2試合、初回から先攻した余裕の高商は、最終的に高商6-9丸亀城西で敗れてしまいました。返す返す残念でしたが、これも勝負の世界の結果です。2回のリードでしたが、9回に4点を獲られやられてしまいました。丸亀城西の粘りに、脱帽です。 このように善戦をした両チームが、本日の決勝戦に臨みました。戦前の下馬評では、4~5点の勝負だと言われていました。ところが蓋を開けてみれば、勢いに乗る寒川が初回に6点を、そして合計20点を奪取して、成長途上の丸亀城西を完膚なきまでにたたきつけました。 決勝戦で20点をゲットしたチームは、恐らく全国にないでしょう。過去を振り返っても、全国でも数少ない試合になったと思います。私は試合を見ていないので何にも言えませんが、少なくてもそれほどの大差が付く両チームの戦歴ではなかったと思います。 それが優勝戦でのこの点差。こんなことがありましたと、今日の日記には書いておきます。蛇足ですがその昔、私は寒川高校で「将来のあなた像」的なタイトルで全校生さんの前で話したことがあります。聞く姿勢は、良かったですね。最前線で、野球部の選手がよく聞いてくれていました。頑張れ寒川健児。 聞くところによると佐竹茂樹寒川高校監督は、高商のOBだとか。昨年秋からの監督だそうで、とにかく聖地甲子園へ監督として行くわけですから、大監督の大一歩を刻んで下さい。レベルは高くはありませんが、県内群雄割拠の時代が暫く続きそうです。 今回の香川大会を振り返って、恐らく全国でも一緒のように思いますが、トーナメントでどこが勝ち進むか、全く予想が出来ないほど実力が拮抗しているように感じました。言われているように金属バットの打髙投低の昨今では、投手は一人では決勝で勝つのは無理ですね。 2人以上の投手を擁し、金属バットを振り抜く打撃力を付ければあとは守備ですが、守備はどうすれば良くなるのでしょうか。このあたりを解明した学校が、今年の秋にまた彗星の如く現れ、高校野球ファンを楽しませてくれることでしょう。生徒諸君、関係各位ありがとうございました。 |