2016,06,02, Thursday
今年度の第1回講習会です。県立文書館の2階ホールが会場。ここは古文書解読講座で、何度か通いました。200名ほど、入っていましたか。隣接する県立図書館との共用駐車場の他、第3駐車場があり、1千台は置けるぐらい広い駐車場を備えています。
朝9時過ぎからはじまり、最後は「修了考査」つまり試験があります。早く出来ても、最後まで残されます。従って終わりが午後5時前です。私のように座ることに慣れている者は多くなく、大多数が現場仕事のようで、長時間の座学は大変そう。 と言う私も、やはりこの時間はきついですね。最近の傾向として、職業倫理と新技術そして法律改正の周知のため法定講習です。3年毎に講習の受講が義務づけられています。 定期講習の受講履歴については、建築士名簿の記載事項となるほか、建築士事務所から提出される設計等の業務に関する報告書及び建築士事務所において備え置き、閲覧の対象とする書類の記載事項となるのです。 また、定期講習を定められなかった期間内に受講しなかった場合には、建築士法に基づく懲戒処分の対象ともなります。姉歯耐震偽装問題から、一気に建築基準法と建築士法等が厳しくなりましたが、今年28年6月施行改正では、木造中層建物が建築出来るなど、「長期優良住宅」に例を待つまでもなく省エネ長期耐久性能が求められています。 また私のような趣味で有資格者になる建築士は迷惑なようで、受験資格がさらに厳格化しています。学歴要件については、国土交通大臣の指定する建築科目を修めて卒業したことを要することとされた。 と言うことは、今では建築科を卒業していない私には受験資格がないのです。56年に宅建業を開業して、その後「家の構造を知る」ことを目的として、木造建築士に挑戦しました。近くにそんな進取な先輩がいてくれました。 |