2016,06,09, Thursday
来月7月から、髙松栗林ライオンズクラブの54周年が始まります。そのための準備理事委員長会が、メンバー店「レストラン香松」で行われました。私は25年ぶりの次期幹事に立候補して、「合格」は頂いていますが、先月5月12日の準備理事会では、原案が通りませんでした。
それはそうで、大改革に挑戦していることから抵抗勢力からきついNG攻撃を受けています。一番の目的は、会費(食事前受金)削減で新入会員を10名超創造するためです。25年前の最初の幹事就任時の髙松栗林ライオンズクラブは、メンバー88名でした。当然年齢も、25歳若かったのです。 確かに時代は違うと言われますが、50名を割り込むと、私は「崖っぷち」に立っていると感じています。このままずるずると落ち込むか、V字回復なるか、ある意味時間的余裕もありません。現状の「見える化」をして、一気呵成に快復に挑もうとしています。そのために、抵抗勢力の反対も強烈です。 「見える化」の第1段は、食事の簡素化です。今の価格の半額を、目標としています。本来は会費の削減ですから、運営費つまり電気代や電話代の削減ですが、この部分を削ってもなかなか「見える化」にはなりません。その点、食事代を削減すると目に見えて意図が伝わります。 そのためには高松市内中心部のホテルは、どこも半額にはなりません。むしろ値上げを通告されています。ライオンズクラブのステータスから言えば、「クレメントホテル高松」が理想ですが、そこは市内最高級ホテルであるだけに、価格は最高、しかし場所は隅っこに押しやられて狭い狭い会場になってしまいます。 そこで思い切って、「クレメントホテル高松」のあるサンポートの隣、玉藻町の県民ホール6Fレストランシレーネに白羽の矢を立てました。確かに繁華街からはずれますが、工夫した料理が半値で提供される予定です。メンバーの、三村さんが汗をかいてくれました。 私もどちらかという、ライオンズクラブは行け行けガンガンで良いと考えています。性格的には、縮小は考えられず拡大派です。しかしこれから入会する若者経営者を想像するとき、月額5,000円で新しいクラブが誕生するこのとき、月額2万円と言うより1.5万円とした方が、入会者の琴線に触れると思います。 1年間はキャンペーン期間として、入会金も半額にします。しかし会費は、いっさい下げません。入会したらメンバーは新旧共に平等です。当然ですが新旧共に同じに設定しています。会費の安い「賛助会員」とか「家族会員」というステータスも考えました。 しかし私は、仲間は老若男女平等であるべきだと考えています。本日ベテラン理事から、「そんなせこい新入会員は入れるな」という強烈な意見もありました。ライオンズクラブ国際協会は、来年100周年を迎えます。ある意味存在価値は達成されて、役割の終焉を迎えているのかも知れません。 早い話が、「いらなくなった組織」です。これは何も髙松栗林ライオンズクラブのみならず、世界中のクラブに共通する課題だと考えます。髙松栗林ライオンズクラブも、師走の高松の夜を明るくしていた「高松冬のまつり」というアクティビティー(奉仕活動)の終焉を迎えようとしています。 今年の高松冬のまつりが最後です。第30回を一括りの成果とします。何のためにクラブが存続しているかは、そのクラブのアクティビティーの良し悪しにもかかっています。ライオンズクラブは、一面では奉仕団体です。何をやるかで、新入会員は動きます。 一年後に、あんな大きなことを言っていたが何も出来なかったではないかとも言われかねないのですが、とにかくこの1年楽しい例会にするべく、粉骨砕身の心がけでやってみます。生きてあと20年、その内ライオンズクラブに身を置くのは10年程度、ある意味私にはもう残存期間がありません。 |