東京の帝国ホテルで、今年の大会は四半世紀の記念大会として、盛大なものになっています。ここ暫く、出席を控えていましたが、今日は富田支部長にも、「久しぶりですね」と言われるほど、四国支部の例会にも出ていません。発足時は、新居浜の白石富祥さんが支部長で、その頃はかなりの頻度で無理しても出ていました。
あれから20数年、私もいろいろな組織に属していて、最近は頓に香川宅建協会の業務を最優先し、全宅管理からはたまた宅建協会高南支部の責務。仕事以外でも、ライオンズクラブの来期からの幹事、高商紫雲会や明大校友会香川県支部まで、そして極めつけはNPO法人の責務です。
このように日程を分析すると、昨日の釣行はラッキーというしかないくらい私にはありがたい時間でした。17時に帰宅し、腹いせのビールを飲みながらいろいろ雑務をこなしながら、妻の帰宅を待ちました。途中でメールを入れて、散らかっていることを譴責したら殴るぞと宣言していました。
昨日は疲れました。それでも一匹も釣れませんでした。仲間から頂いた鯛を持ち帰り、二人で焼き鯛を頂きました。うまかったですね。馬場基尚氏から貰ったか、喜多俊雄委員長から貰ったか分かりませんが、ありがたい一匹でした。今の私の立場の象徴でした。孤軍奮闘、いや違うか釣が単に下手なだけか。
本題の記念大会ですが、私の聞きたかった話は、国土交通省土地・建設産業局谷脇暁氏の「今後の不動産業行政と民泊について」講演でした。国土交通省には13の局がありますが、不動産の面倒な仕切りをするのがこの国土交通省土地・建設産業局谷脇暁氏の立場です。
私はここ4年間ぐらい国土交通省と付き合いをしていますが、一言で言えば好感を持っています。彼らは誰もみな、一生懸命に働いています。しかしそのすべてに、民間のシンクタンクを使っています。これが駄目だということでは決してありませんが、優秀な者が居ながらにして下請けに出すとは。
全国賃貸管理ビジネス協会は、「ちんたい議連」を束ねて、自民党衆議院国会議員405名の内の346名を手中に収めています。議連の中では、医師会連合会を制して今では一番の勢力団体として君臨しています。高橋誠一[三光ソフランホールディングス㈱代表取締役社長])氏が会長です。
東日本大震災で民間賃貸住宅が、「みなし仮設住宅」と認識されています。しかしそれには、2ヶ月の準備期間が必要でしたが、熊本県地震は、7日間で受け入れ体制が出来ています。民間の空き住宅が、そのまま被災者の「みなし仮設住宅」として機能しています。
懇親会には、菅義偉官房長官や石破茂前政調会長も来ています。石破茂氏は、自民党ちんたい議連の会長です。またこの会は、全国自民党新会員を3万人集めています。会費の負担もアドバンテージもなくて、新会員が3万人もこの組織から送り出しています。
今後の民泊や空き家再生事業、IT活用等、今後の国土交通省の動きから目が離せません。新たな自民党員を3万人集めた全国賃貸管理ビジネス協会は、業界でも一番の勢力団体になったようです。