明日の紫雲会東京支部総会を控え、本日は明治大学へ「寄付金控除」のノウハウを得たいとして、中筋政人校長と岡義博副会長と私の3人が「募金室」を訪問しました。母校ですが明治大学は、「募金室」に専門家をおいて年中主にOBからの募金を集めています。これが旨いんだな。
高商野球部も、このところ四国大会優勝、明治神宮大会優勝、選抜準優勝など強い高商の古豪復活の手応えを感じるところまで来ています。たんびたんびの募金では、工夫がありません。一層のこと、年間を通じての募金で所得税上の寄付金控除が受けられないかと考えたのです。
思いがなければ、何も始まりません。そんな思いを校長先生や真鍋健彦会長へ伝えて、「そんなこと出来るの」と思われながら果敢に挑戦しています。そこで、大学と高校、私立と公立の違いはありますが、何かヒントになるものがないかと本日明大募金室を訪ねてきました。
募金室には専門家がいて、流石にアンテナを張り巡らせています。大いに、ヒントを得ることが出来ました。手っ取り早いのは、神奈川県がやっている「ふるさと納税」の中に、高校指定の欄を設ける案です。その学校側にも、得た募金をどのように使うかのルール作りを求められるとは考えています。
いずれの方法でも、「寄付金控除」の対象募金は、確かに寄付する側の所得税上のメリットはありますが、金銭的損得とは別に、「公的寄付」の感じがします。公共の福祉に貢献しながら、それが自分が希望する高商の教育資金に出来るのは、募金する側にも大いなる満足を与えます。
ところで本日、夏の甲子園野球大会香川県予選の組み合わせ抽選会が行われました。正直なところ、高商もチーム作りで苦戦を重ねています。浦大揮君の調子が戻らず、恐らく公式戦で先発することはないと思います。2番手の多田君も思わしくありません。
高校野球も、投手の活躍が勝敗の7割ぐらいを決めます。この夏の高商野球部は、春の選抜準優勝チームと言われながら、この夏は難しいようです。もうこうなったら神頼みと、「長尾健司監督マジック」しか頼るものがありません。予選の緒戦を上手く勝ち抜けると、準決ぐらいまでは行くかなと言うのが今の力です。
そんな思いで、夜は新橋の有薫酒蔵へ行きました。私は久しぶりです。中筋政人校長は初めてというので、早速高商ノートを出して貰いました。5年前に、吉田博先輩に脅されて、私が作りました。その後責任もあって、私が一番の書き手です。明治神宮大会優勝、続く選抜大会準優勝で書き込みも多いか。
残念ながら書き込みは、そう多くはありませんでした。しかし内容は、とても熱いものがありました。新橋の有薫酒蔵は、JR新橋駅前機関車広場を右へ行って、道路を渡り「りそな銀行」の地下一階にあります。全国公私立高校のノートがあります。