10月1日(土)四国Cスタ丸亀第4試合で、高松商は高松南に1-0でかろうじて勝った。打てないものですね。昨年までのチームを見ていたわれわれは、新チームの打線を見て実にふがいないものを感じている。しかしこれが、本来の高校野球だろう。むしろ旧チーム打線が、打ち過ぎの出来すぎだったのでは。
高松商6安打1失策に対して、高松南は8安打エラーなし。高松商は2回に、2死満塁から一番米麦波留君の押し出し四球であげた一点を、3投手の継投でしのいだ。盛り上がりのない、静かな試合だった。
先発のエース上原が5回を、2番手松岡が3回を、そして最終回は真鍋君が押さえた。上原君は左腕で、荒削りだが打者19人に対して4安打4奪三振と面白い結果を残した。第一戦から見ると、成長している一年生エース。監督からの期待も大きい。
2番手の松岡君は、133㎞の球を投げるがいちにの3で打たれるタイプ。3回打者13人に対してこれまた4安打を許した。打者に正面から向かっていって、打たれている。旧チームの美濃晃成君に似たタイプかな。
2試合に辛勝してベスト8入りしたが今のチーム力からすると、これから先勝ち進んでくのは至難の業。しかし、それを支えているのが応援団の女子団。高松南も女子を中心とした応援団だが、声もよく出ていた。エールの交換も出来ていて、ナイターゲームの暗い雰囲気を吹き飛ばす活躍でした。