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四国財務局からの宅建業者ヒヤリング
四国財務局から2人の職員が、事前のアポイントのもと本日午後来社されました。持参された日経新聞香川版によれば、記者は「営業」と彼らの業務を評しています。つまり国有財産の処分、現金化に彼らが腐心して不動産業者等を訪問している姿を「営業」と表現しています。

彼らは営業に該当しないと否定をしているのですが、私はその姿を好ましいと感じました。公務員も立場によれば、営業をするべきです。その最たるものが彼らで、物納を受けた農地納税評価額4,000万円を宅地造成し、売り払ったというのです。おいおいそれは、宅建業法違反と違うが。

つまり仮にその面積が1町=3000坪だとすると、2割は道路等で減歩します。2400坪をそのあたりの土地の通常の広さ例えば60坪がよく見られる敷地広さだとすると、割り算をして40戸の住宅敷地が出来ます。

その造成工事に5,400万円を投入して、1億数千万円で売ったというのです。数字は多少粉飾していますが、理屈はこの通りです。これを四国財務局の公務員がやったというのも素直な驚きですが、宅建免許がない四国財務局が「継続反復して」敷地を売るのは宅建業法違反と違うのかい。

しかしこれを彼らは、「公売」で売却したというのです。なるほど通常は60坪程度の敷地物件を物納で仕入れしてそのまま売却するのが業務ですが、加工して売却するというアイディアーはこれまでの公務員にはあり得ないことでした。流石にこの手法が使える物納物件はその後なかったと言うことでしたが、驚愕。

今年4月の入札では、高松市番町などの人気地域の公務員官舎跡地などの物件があって大変盛り上がったそうですが、これからの11月入札は大変。ホームページにも掲載されますが、それを待っていても「営業」にならないと彼らはやって来ました。あっぱれ、公務員もこうあるべきだろう。

あれもこれも公益社団法人香川県宅地建物取引業協会の本部研修で部長が話したことがきっかけですが、スタッフもよくやっています。小池百合子東京都知事誕生も下克上ですが、何があっても「ありかな」と思える昨今の日本、ここでもう一踏ん張りです。


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| 社長日記 | 12:16 AM | comments (0) | trackback (0) |
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