■カレンダー■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024年03月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 2248538
今日: 296
昨日: 2220
 

第93回東京箱根間往復大学駅伝復路レース
1位の青学大と2位の早大の差が33秒差というので、距離にすれば500~600mの僅差で、早大が頑張れば面白い復路だと期待しましたが、流石に青学大が強かった。6区山下りで青学大が頑張り、7区への中継所で2分以上の差に広げました。これで、青学大の3連覇と3冠がほぼ決まりです。

とは言うものの7区で田村選手が脱水症状をおこし、早大との差が2分8秒から1分21秒に縮まったものの、ここも1位で8区の下田選手につなぎ、難を逃れた。このような脱水症状をおこした選手には、給水をしても良いのではないか。しかしここからは、青学大の独断場でした。

往路、復路の両方を3年続けて勝つのは、1938年まで4年間を勝ち続けた日大以来の快挙です。しかしこれは戦前の話で、チーム力の差がまだまだ大きかった頃の話。戦後初の結果を出した今の青学大は、黄金期を迎えたと言えるだろう。

今年のチームを見ると、前年からエースの神野らが抜けて、チーム力が落ちたと言われながらの勝利。選手が4年間で卒業する環境でありながらまさに青学大に、勝ち続ける青学大は、勝利への貪欲さも一番だったのかもしれない。このように、勝つための方程式が完成したと言って良いだろう。

特に言われるように、原監督の指導力が傑出している。往路一番心配だったという3区秋山選手には、「湘南の神」と声をかけて激励。秋山選手はこのようなおだてに乗りやすい性格なのを、原監督は良く承知している。花の2区のエース一色が遅れ、予定外の3区秋山が頑張った。

青学大の3連覇に、今年は3冠もついた。出雲駅伝、全日本駅伝とこの箱根駅伝の勝利で、これは史上4校目(これまで大東大、順大、早大)になるという。昨日の小欄でも触れたが、古豪中大のいない今大会で、青学大はまさに勝つ方程式を作り上げた。

というのも東洋大の9年連続トップ3や、早大の頑張りもあり、また6区で日体大4年の秋山選手が自身の記録を更新して区間新記録を出して、最優秀選手にかがやいた。このように各校とも区間賞を狙える逸材はいるが、それをリンクして総合力にするには、やはり「原マジック」。

原監督は、これまでにありがちだった「鬼監督のイメージから遠く」、選手との対話を重視し、明るく周囲を和ませる。「与えられるのではなく、勝ち取ることが大事」と言いながら指導する姿は、21世紀型の新タイプ像を作り上げたように思う。49歳の監督は、「ストレス解消は飲むこと」だそうだ。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=3641 |
| 社長日記 | 09:48 AM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑