2017,01,04, Wednesday
2017年の仕事が、始まりました。カレンダーの並びから、日本中が一斉に動き始めたようです。弊社でも、今日がスタートです。近くの熊野神社に集団参拝し、心を清めての出発。また1年、みなみなさまにはお世話になります。多くの迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします。
年末年始の報道を見ていると、世界を俯瞰する特別番組や特集記事が多かったように思います。私はかねてより「戦後70年日本政治経済史」を自分なりに1~2年まとめていて、正月の特集記事が大変参考になりました。出来事の年月日に、アメリカ大統領と日本の首相を組み込んでいます。 今回のドナルド・ジョン・トランプ氏の選挙活動に啓発されて、過去の大統領も落とし込んでみました。その中に所属する政党名も入れて見ました。アメリカは、トランプ氏は共和党ですが、もう一つは民主党でその差が出来事とリンクしたら政党政策も見え隠れします。 これまでの日本は、極端に言えば振り付け師アメリカの言うとおりにしておれば事なきを得て、完膚なきまでにたたきのめされた焦土から立ち上がり、中国に抜かれたとは言え世界3位のGDPを稼ぐ国にまでなることが出来たのでした。アメリカの産業も、これまでは順風満帆でした。 だからアメリカはこれまで、世界の警察の役割も果たせたのでした。トランプはこれもやらないと言っています。沖縄の海兵隊も本国に引き上げて、沿岸警備隊組織にするようです。日本もアメリカとの同盟関係は維持しつつも、独自で防衛と外交に心する時です。防衛一本では、際限がありません。 日本は世界中に拡大する難民生活を例に出すまでもなく、国民は恵まれています。アメリカの物まねとは言いながら、これまでも自由と繁栄を得ています。その昔50年前頃は、アメリカの10年後20年後を日本は追随すると言われたものでした。 アメリカは女性が働くようになり、女性ドライバーが増えて、男女同権の民主主義国家に成り、日本社会もそれに追随する。と言われ始めて確かに2世帯同居が減って、女性の社会進出が増え始めて離婚が増えて、それでも失業者率はアメリカの実態まで悪くなく、どっこい人手不足で推移しています。 逆にアメリカには見られない、人口減現象にさいなまれています。アメリカは移民の受け入れも、これまでは盛んにやっていました。自由の国アメリカですから、困っている人がいれば助けるのが、これまでのアメリカの姿であり、日本も勿論これに追随していました。 それがアメリカの第45代大統領のドナルド・ジョン・トランプは、1月20日に就任しますが、これまでの彼の主張を聞いていると「アメリカファースト」の考え方は貫かれると思われます。つまりアメリカはアメリカでやっていくから、日本よお前も独自路線でやって行けよと言うと思います。 つまりこれからの日本の政治経済は、世界中の情報をアメリカから貰いながらも、独自の収集網を構築していくことが求められます。そのために独自の世界GPS網を造るために、さらに4基の衛星打ち上げをするとか。現在1基あるものとコラボして、24時間隙間のない世界探索がなされるようです。 この先アメリカと戦争をすることはあり得ないことですが、仮にアメリカが「あっち向いてぽい」と言うことも考慮して、独自路線でやる覚悟も肚を決めて取りかかる酉年になると思います。「依存から自立」、日本の政治経済界のリーダーに最も求められる資質になりそうです。 |