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2017,01,05, Thursday
今年の企業や組織は、4日が仕事はじめで5日6日あたりが新年の挨拶まわりとなります。香川県宅建協会も、この日が新年の挨拶回りです。正副会長と事務局8名で行きます。業界によっていくところはまちまちですが、われわれは高松税務署から香川県庁、市役所から国交省四国地方整備局等をまわります。
私も初期は、「しょうもないと文句を言いながら」まわっていましたが、年と共に、この時期でなければ行けない部署まで正月であれば「おめでとうございます」でつかつかと入っていける日本の伝統に関心しながら、心を入れ替えて行っています。還暦過ぎると、これまでの日常も意味を感じるようになりました。 また挨拶を受ける方も工夫をして、例えば高松税務署などは、大会議室へ正副署長から関係部署のトップを集めてくれました。これまでは一つ一つ出向いていましたが、確定申告が事実上始まっている税務署は、余計な侵入者は迷惑です。それで今年は、大会議室で一堂に会して挨拶と名刺交換です。 訪問するわれわれも、大いに助かります。税務署からは年末に、1年間の取引状況の報告を要請されます。要するに、名寄せに使うのだと思います。法律で報告が許されている以上、「個人情報保護」という理由も却下されて従う宅建業者も増えています。勿論罰則規定はなく、任意提出の体をとっています。 香川県庁は直接の監督機関ですから、挨拶重点箇所であります。住宅課から、都市計画、農政、人権、知事室から議会まで多くをまわります。この時期ですから、上の方ほど留守がちです。ナンバー２か３が応対しますが、下は無関心です。立場が人を育てるというのも、よくわかります。 香川県や高松市庁へ行くと、面白い印刷物が目に入ります。毎年いくつか貰ってきますが、一般にはほとんど流通していません。各部署のこうした印刷部を見ていると、公務員の頭の中は依然として「紙情報」が支配しているのかとやや心配になります。「予算消化主義」に印刷物は最適ですが、考慮する時代が到来しているようにも感じます。  入りにくいのは、国交省四国地方整備局です。サンポートの合同庁舎が出来てから、入出はＩＤカードが求められます。受付に申込書を書いて、8名のカードを借ります。それをゲートにかざして、一人一人入館です。国土交通省は、本所でも同じ様な手順です。正直言って、これは面倒です。 サンポートの合同庁舎は、国交省四国地方整備局の入っているこのビルの隣接に、合同庁舎２の建設中です。これが今年完成すると、市内各所に散逸している多くの国の出先機関がここに入ります。一つにまとまり、利便性は高まりますが、また多くの空き地がでます。どこもマンション適地ですが、マンションもほぼ充足しています。 このように過去には17時を過ぎていた年始の挨拶回りですが、毎年早く終わるようになり、今年は15時過ぎに宅建協会へ帰って来ました。年末の挨拶回りは少なくなりましたが、年始の挨拶回りは今後も続きそうです。次は、17日の香川県宅建協会賀詞交換会です。「クレメントホテル高松」飛天の間で予定されています。 |