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四国への新幹線導入を考えるby泉雅文JR四国取締役
昨年頃から、「四国新幹線導入」に関するセミナーが続いています。JR四国相談役の松田清宏様から、高松栗林ライオンズクラブ例会でもレクチャーを受けました。今日は四国旅客鉄道株式会社取締役会長・泉雅文様から標題の報告が、高松商工会議所2階大ホールでありました。

高松商工会議所交通運輸部会(松村英幹部会長)主管の講演会という位置づけで、150人の会場がほぼ満席でした。泉雅文様とはこれから、オイスカ四国の役員としてお世話をおかけするようになっているようです。陰のフィクサー石井淑雄氏が、密かに仕組んでいるようです。

同じ四国新幹線構想ですが、相談役松田清宏様の話と、泉雅文様の話は当然内容的にはよく似ていますが、お二人のキャラクターが全く違うので、なんだか新鮮な話題を聞いているようなわくわく感がありました。お二人共に、鉄道が好きなんですね。

今日の泉雅文様の話で、漏れとは言いませんが触れてなかったのは飛行機との料金比較というか、新幹線がある街とない街では、航空料金に大きな違いがあることが語られていませんでした。東京から高松空港と岡山空港はほぼ同じ距離ですが、高松便が高いのです。自分は飛行機派だから、新幹線は関係ないとも言い切れないのです。

しかし泉雅文様の話には、松田清宏様の話になかった新幹線で四国入りした人の次の楽しみを今から構築しはじめていることの紹介がありました。具体的には、「伊予灘ものがたり」。さあ、新幹線の先にあるD&S(Design&Story)列車物語へと誘っています。松山~伊予大洲・八幡浜間を、土日祝日に運行している列車です。

伊予灘の夕陽をはじめ、海岸線風景を堪能するコースですが、食べ物や器にも砥部焼を使ったり、専属アテンダントも養成して、専門性を出しています。そして4月からは、「四国まんなか千年ものがたり」をJR四国観光列車の第2弾として企画しています。多度津から、琴平大歩危を楽しむコースです。

全国新幹線鉄道網の整備状況ですが、新幹線は建設中を含め、31都道府県に行き渡り、新幹線はもはや基礎的交通インフラになっています。「四国新幹線計画」を整備新幹線計画に盛り込むことがまず肝要。四国4都市を結ぶことで、B/C(ビーバイシー・費用便益比)=1.03が達成されます。

B/C=1を超えないと、収益性が危ういと言うことになります。山陽新幹線岡山-広島間の沿線人口は326万人、四国新幹線沿線人口は340万人で山陽新幹線に匹敵します。北陸新幹線の310万人、北海道東北新幹線(盛岡以北)327万人と比べても決して見劣りするものではありません。

繰り返しますが、新幹線は北海道から九州まで行き渡り、具体的な計画(整備計画)がないのは四国だけです。整備延長302㎞、費用便益比B/C1.03、概算事業費1.57兆円、経済波及率169億円/年。29年前に開通した瀨戸大橋周辺は、すでに暫定工事が終わっています。

四国新幹線は、地方創生、人口減少対策に寄与します。交流人口が拡大し、経済発展や観光活性化をもたらします。また災害に強い地域づくりに貢献します。企業立地が進み、雇用創出により人口流出が抑制されます。新幹線は、鉄道ネットワークの維持に貢献します。



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| 社長日記 | 09:05 AM | comments (0) | trackback (0) |
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