2017,03,16, Thursday
今日(平成29年3月16日)の森友学園籠池泰典元理事長は、大阪府豊中市の小学校開校予定地を現地視察した参議院予算委員会の委員らに、安倍夫人を通じて安倍晋三氏から100万円の寄付金を頂いたと証言して騒然としています。
個人が学校法人に寄付をすることは何ら問題になることではありませんが、国会答弁で安倍晋三内閣総理大臣は森友学園とは一切関与がなく、自分の知らないところでもしあれば内閣総理大臣を辞任し、国会議員も辞めると明言されているところであります。 確かに流れを追うと、国有地があまりにも廉価で売却され、その値引きの原因とされるゴミの撤去が十分されず、子供が遊ぶ場として適当と学園側が考えていたのかと、いろいろ疑問に思うことも多く内在しています。建物建築費にしても、改ざんといわれても仕方がない。 ことの真相は、今月23日の国会証言で判明するのかと思いますが、展開としては面白いのですが、もうそろそろこの問題を幕にして、国会は本来の予算とか国防とかを議論してはどうですか。アメリカもそうですが、なんだか些細な問題に関心が集まりすぎのように思います。 それにしても森友学園籠池泰典元理事長は、TVでその姿を見る限りでは、ある意味威風堂々としている。あれだけたたかれたら、体調不良として入院するヒトが多い中、自分の意見を恐れるところなく発言している。天衣無縫とも、言うのだろうか。 これまでの国会証人で、ロッキード事件の小佐野賢治氏やリクルートの江副浩正氏など嫌々出廷して逃げ回る証人を幾人か見てきた私には、籠池泰典元理事長は立派に見える。しかし彼の言動を賞賛するモノでは決してありません。 森友学園籠池泰典元理事長は、教育者として教育勅語のどこがいけないかというのですが、教育勅語は明治23年に発表されたモノで、主役が天皇陛下です。戦後教育では、主役は国民です。中身は親孝行をして夫婦相和し、兄弟姉妹も仲良くしなさいと教えているので悪くはないのですが、このまま暗記させるのは偏った教育といわざるを得ない。 いずれにしてもこの問題は23日を最後として、もっともっと国民生活に関係するたとえば「民法改正」などを早くあげてもらいたい。生殺しのような状態に「新民法」はあるのです。 ところでこの籠池泰典氏は、ここ高松市仏生山町に住んでいたことがあると本日聞きました。マスコミ取材も、来ています。昭和28年生まれは、私の1年後輩になるようです。もしかしたら小中が、同じかもしれません。大阪の香川県県人会にも来ていたとも聞きました。 |