大会第6日の25日は、高松市生島町のレグザムスタジアムで、第1試合で、初戦に快勝したシード1位の高松商が高松北と対戦し、8回7-0のコールド勝ちで3回戦に駒を進めました。今日の第2戦は、初戦の大手前高松とうって変わって、落ち着いて観戦することができました。
それでも前のチームに比べたら、「普通」の高松商です。それだけに、前のチームが強豪だったと言えると思います。長尾健司監督は投手に難ありと言っていましたが、今日は途中6回からでしたか、1死から2番手サウスポーの上原康生君を出して試していました。
初戦は右の松岡投手が完封、そして今日の第2戦は、左右2人で分担しての完封でした。コールドゲームになり、9回の高松北の攻撃はありませんでした。終わって見ればコールド勝ちですが、四国大会で明徳義塾と対戦することを考えたら、打撃も徐々に上がらないと太刀打ちできない。
高松商キャプテンの植田理久都君は、剥離骨折でもちろんチームから外れ、今日は松葉杖をついて球場入りし、最前列で試合を見ていました。夏までにはなんとかなるようで、胸をなで下ろしています。また米麦波留君も、チーム編成時にこちらも怪我があって、背番号は17。
苦しいチーム事情ながら、長尾健司監督は投手を作り、チームを作り最善を尽くしています。しかし残念ながら犬伏英人野球部長が三木高へ、転身することが発表されています。15年くらい高松商の部長として頑張っていましたが、いよいよ転勤で高松商を去ることになりました。
長年もう一歩のところで足踏みしていたのですが、27年秋の四国大会優勝から明治神宮大会優勝と、昨年28年の第88回選抜大会での準優勝と、最後は名部長として名を残しての転出になりました。今後のご活躍を祈念申しております。
さて高松商の3回戦ですが、予定では28日火曜日10時からレグザムスタジアム。高松一と三本松の勝者と対戦することになっています。どんな試合をするか、楽しみであります。