2017,04,12, Wednesday
瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長・浜田恵造香川県知事)は、高松市内で開いた総会で、「第4回瀬戸内国際芸術祭」を2019(平成31)年に開催することを決定した。瀬戸内国際芸術祭は、3年に1度開催するとされている。
浜田恵造香川県知事は、「島を中心とする各地域の活性化ということで瀬戸内国際芸術祭が始まった。原点に戻って地域の活性化、島の住民が元気でいるかたちで、来場の皆様に共感頂ける瀬戸内国際芸術祭に進化して行ければと思っている」と話している。 これまでの3回も、それぞれの瀬戸内国際芸術祭でテーマを掲げて取り組み、いずれも成功しているが、第4回目の2019年開催は一言で言えば「原点回帰」を強く意識した芸術祭が求められるようになると私も思います。 また総合ディレクターの北川フラムさんは、「3回目で来場者の滞留時間が長くなった。もっとゆっくり見て頂ける様にしたい。観光という意味では圧倒的な数の人に来て頂いているが、農業や漁業を含め、ものをつくる力につなげていけば、当初の目的に少しずつ近づける」と地域の底力づくりを強調していた。 長期滞在には、民泊が有効だと思います。ホテル滞在も悪くは無いのですが、見て貰いたい層は若者と高齢者、その他が必要ないとは勿論考えていませんが、特に若者と高齢者層には多島美の瀬戸内海と、そこに暮らす人々の営みをご覧頂きたい。 |