恒例の、新入会員による一日役員例会です。面白いと言ったら失礼ですが、今年は入会が多かったので入会1年内の新入会員で、組閣が出来ました。その年によっては、新入会員が入会3年の中堅がかり出される時もありました。
今年は前回4月のテーブルディスカッションがそれなりに盛り上がったので、事前の打ち合わせをして本日に臨みました。L臼井智の会長挨拶は、元横綱佐田の山の市川晋松氏紹介でした。
佐田の山の大ファンだったというL臼井智は、佐田の山の6度の優勝は人気のあった柏戸の5度を上回ったと蘊蓄(うんちく)を語り、10分弱の長丁場の挨拶でしたが飽きさせない内容でした。
そうそうライオンテーマ(高松栗林LCでは司会役)は、30分前会場入りのL長尾光春。気合いが入っていました。例会会場の県民ホール6階「レストラン・シレーヌ」を運営している穴吹エンタープライズ(株)の社員で、従業員の皆さんと戯れていました。なかなかの名進行でした。これはすぐにでも、使えますよ。
第2副会長のL石川昭二が乾杯、第1副会長のL横関一也はライオンズロアーでした。ライオンズロアーとは、ライオンズクラブの雄叫びです。今ではいろいろなやり方が許されていますが、高松栗林ライオンズクラブは古典の、「ウィサーブ」とL横関一也がかけ声をかけるとメンバーが「ウォーウォーウォー」と3声で答えます。
さらに今日一番の経験をしたのは、テールツイスター役のL中山真弓でしょう。テールツイスターの仕事の中には、ドネーションの読み上げがあります。ドネーションは、メンバーが嬉しいことがあった時などに、些少ですがその理由を書いて現金を入れます。その書いている内容を読むのがある意味大変な仕事です。
くせ字はもちろん、急いで書くこともあり読むのが大変です。今日は30本ほどドネーションがあって、L中山真弓は悪戦苦闘。そうなんです、L中山真弓は7月からこのテールツイスター役を実際にやることになっています。一日役員は文字通り今日一夜だけですが、L中山真弓の胸の内はいかほどか。
一方テーブルディスカッションですが、今日のお題は「高松栗林ライオンズクラブに期待すること」。5テーブル毎に、OLD、YOUNG、MIDDLEそれぞれの立場から、自分の思うところをまずホイットイットに書いて、大きい紙に貼ります。これを書記役が、ジャンルごとにブロック分けて貼り付けます。場所を変えることも、容易に出来ます。
ファシリテーター(進行役)が、出た意見を膨らませます。時間の制約から、十分な討議が出来たとは私も考えていませんが、何も語らないよりは少しだけでも貢献できたと自負しています。
みんなで意見を出し合う習慣が習い性となれば、30年間続けた「高松冬のまつり」終焉後の脱力感につぶされそうな今の高松栗林ライオンズクラブですが、新しい部分を加味したクラブになることでしょう。次のアクティビティーも、自ずと誕生するはず。次の55年執行部も、滑走の準備を整えつつあります。