最近、オイスカにもはまっています。そもそもは、坂出白峰LCの石井淑雄氏にほぼ脅されて(笑い)入会したもので、坂出推進協議会に所属していました。それが本総会から高松へ転籍し、また新しいお役目をいただくことになりました。
オイスカは、昭和36年(1961年)に日本で設立された民間の国際協力団体です。今年で創立53年を迎え、主に賛助会員からの浄財を財源にして、国内と海外の34カ国で活動しています。昭和44年に財団法人へ認可され、平成23年に公益財団法人へ移行しました。
創立者は中野與之助という静岡県焼津市出身の国学者で、75歳の時にオイスカを設立しました。オイスカは地球環境を考え、開発途上国の産業開発事業の推進と友好親善に取り組む国際NGOです。多くの国際NGOは、欧米に本部を置き英語が標準語ですが、オイスカは日本語の指導をします。
OISCAの綴りは、Organization(機構)・Industrial(産業)・Spiritual(精神)・Cultural(文化)・Advancement-Internationalとなります。これは人類が持続可能で平和な社会を築くためには、「産業・精神・文化」という三つの要素が偏ることなく、バランス良く発展することが重要であると言う願いが込められています。
オイスカ・インターナショナルは、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指しています。
オイスカは東京に本部を置き、国内に3つの研修センターがあります。綾歌郡綾川町には、そのうちの一つである「オイスカ四国研修センター」があります。これらのセンターで海外研修生を受け入れ、農業や女性生活改善などの技術研修や、農業工業分野等の技能実習生の監理を行っています。
本日は本部組織担当部長の柿沼瑞穂さんから、「オンリーワンのオイスカを目指して」というテーマの記念講演をいただきました。私の知らない世界の話で、また泣いてしまいました。また柿沼さんは、四国研修センターで働き、オイスカ職員と結婚して、高松で出産をしたというのです。
今年10月に、「ラバウル・エコテック研修センター30周年記念ツアー」が予定されています。この地に約12万名の戦没者の霊がいます。「南太平洋慰霊の碑」への参拝も出来るというので、行くことにしました。森崎敏彦(坂出)氏の強力な押しのお陰です。