2017,05,24, Wednesday
国際ソロプチミストは、1921年アメリカで誕生して、女性の世界的組織で女性の人権と地位を高める奉仕活動をしています。今から96年前ですから、女性の参政権もなかった頃の女性の人権の確立という、ある意味危険な男性社会の中での立場で、さぞかし大変だったと思います。
それから日本へ伝播したのですが、「国際ソロプチミスト東京」に続いて日本で2番目のクラブとして認証されたのが「国際ソロプチミスト高松」。1962年10月25日ですから、10月13日に認証となった高松栗林ライオンズクラブと誕生日が12日違うだけです。 爾来、女性が女性を助け「女性と女児の生活向上」に視点を置いて、世界や私たち地域社会での業績をたたえた表彰や支援活動に取り組んでいます。ライオンズクラブが、国際ソロプチミストと手を携えるという例はあまり聞きませんが、奉仕活動や社会を少しでよくするのに、本来男も女もありません。 また国際ソロプチミスト高松には、高松栗林ライオンズクラブの例会や高松冬のまつりなど、また2月のチャリティーディナーショーや、4月の高松栗林LC主催のチャリティー映画にも応援をいただいております。 国際ソロプチミスト高松の継続奉仕活動としては、「高松市中央公園清掃」、「ピンクリボン運動(乳がん検診受診推進活動)」、「DV防止のための街頭活動」、「エイズ予防のための活動」、「福祉施設への寄付金贈呈」、「親子料理教室の開催」等を行っています。 本日のチャリティー映画の収益金は、ピンクリボン運動(乳がん検診受診推進活動)資金として寄付されるようです。女性らしいやさしい視線で、奉仕活動に励んでいます。頭が下がります。馬場久美子会長の挨拶も、良かった。組織のPRも、十分出来ていました。 さて少しだけ映画について、感想を入れておきます。今日はサンポートホール高松小ホールでの特別上映会でしたが、常設館でもまた高松テルサでも上映をしています。多くを書くと営業妨害になってもまずいので、つかみだけ。 間違って入団した交響楽団は、老人ばかりの素人集団。一念発起した数学の女先生(主人公)が、その集団を1つにまとめた第一回定期演奏会は、素晴らしいものになりました。女先生は、指揮者と恋の両方をゲットしたかに見えましたが、そこには笑いと涙がありました。実に面白い映画でした。今年の高松栗林ライオンズクラブは、映画に恵まれた1年でした。 |