2017,06,01, Thursday
香川塾では機関誌マラソンが始まっていて、毎週初めに次の機関誌(第1号平成4年4月からスタート)に掲載されている「塾長講話」に対する塾生コメントを書いて、班長らグループの仲間にメールをします。
これが今年5月からの新しい試みですが、その前からこれまでの塾長例会をDVDにしたものを教材として世話人を中心に勉強会をしています。香川塾では、塾長例会CDを塾生に貸し出しをしています。車の中で多くの塾生はこれを聞いて、早く盛和塾を知ろうと努力をしています。 今日は、塾長DVD勉強会でした。2010年、7年前の鹿児島塾長例会での中溝宏((有)エムツー代表取締役)氏との経営問答です。中溝宏氏の「会社の成長スピードと人材の育成」と題した報告を聞いて、氏の質問に塾長が答えたものの記録です。 中溝宏氏の会社は、宮崎県に本社を置き、宮崎のお肉を中心に売っている肉屋さんです。報告当時、17~18億円の売上げに、正社員とパート・アルバイトで100名を超えるぐらいの規模の会社でした。社員が会社の成長に追いつかない、どうすれば良いのかという質問でした。 これに対して塾長は、出来れば本社に食肉加工をする工場をつくり各店に配送していくのです。同時に、「これはこういう肉だから、こう売ったらどうだ」というコメントまでつけて配送するのですと答えています。 すべてを店長の才覚に任せるのではなく、システム化マニュアル化まではいかなくても、「エムツーのどの店に行っても素晴らしい品質のお肉が買える」というようにするのです。そのためには、本社で1頭の肉を解体し、それぞれの店舗に供給することをなさったほうが良いのではないかと思います。 その店長にはもちろん職人的なもの、そして商売人としての才覚は必要ですが、一番大事なことは誠実で真面目で、お客様に愛されるような人間性です。そういう素晴らしい人間性の店長を育てなければ、お店は繁栄しないと塾長は答えています。 |