明治大学校友会は、明治大学卒業生で構成する大学認可の唯一のOB会です。紫紺会(しこんかい)と呼ばれています。歴史の古い大学では、どこの大学もOB会はあると思います。慶応義塾大学では「三田会」、早稲田大学の卒業生の団体を「稲門会(とうもんかい)」と呼びます。
昨日(3日)夕方、リーガホテル高松で平成29年の総会が、明治大学大原幸男理事と同校友会岩田守弘副会長(滋賀県支部前支部長)を来賓に招き開催されました。議案については、原案通り可決され、人事も原案通り承認されました。
留任が多い中、支部幹事長が三野靖(62法)さんから、片松保佳(9法)さんへ替わりました。支部長は、玉越浩達(40法)留任です。香川県支部は、2020年今から3年後に1,000名の全国校友を集めて、高松で全国大会の開催を計画しています。
そのための、若返り策だとも言えます。しかし長く支部幹事長(事務局長)であった三野靖さんは、香川大学の現職教授です。その人にこれから先も事務局長をやれというのも、それも酷な話です。私は人事のことは分かりませんが、タイミングの良い交替かなと思いました。
来賓の話を少し紹介しますと、校友会支部は平成14年に再編成されて、国内47都道府県すべてに54支部、加えて韓国と台湾に支部が有り、合計56支部。今年春の入学志願者数は、11.3万余名。偏差値も65(われわれの頃は58~60)と言われていて、関東圏からの受験が7割だとか。
このあたりが、随分と替わりました。われわれの頃(昭和46年入学)は、地方出身者が7割でした。女子学生も50名弱のクラスで、わずか2~3名でした。それが今では35%が女子。応援団長も、吹奏楽ももちろんチィヤガールもトップは女子だそうです。バンカラ明治は、もう過去の話。
また理事は見た的なネタとして、文科省が「定員超えの入学者への補助金廃止」を通知してきた。これまでも定員数×1.15=合格者としていたものの削減で、50億円の収入減だと言うのです。そうかそんなカラクリがあって、私は入学したのか。よって定員数の是正をするようです。
2016年香川県からの入学生は、男子16名の女子12名の合計28名。そんなものかと思いますが、一層狭き門のようです。先の現状から、地方出身者への交付型奨学金のために、寄付金の要請も重ねてありました。今年から、小規模共済会の掛け金がなくなります。大学への寄付、社会福祉法人への寄付が増えるかな。