2017,06,16, Friday
6月15日東京滞在の空き時間を利用して、一般社団法人日本食品機械工業会が東京有明の東京ビックサイト東全ホールを利用して「FOOMA JAPAN 2017」を主催していました。それを野次馬気分で、見に行きました。しかし猛省、参加企業は必死で私など邪魔になるだけでした。
食品機械の最先端テクノロジーや製品、サービスなどを通して「食の技術拓く、豊かな未来」を提案するアジア最大級の展示会のようです。私は前日のTV報道で知ったのですが、インターネットを通じて事前予約が出来て入場料1千円が無料、招待客も含めてですがウィークデーで毎日2.5万人ほど集めて3日間の開催です。 1978年から今年開催で40回目、今年の出展社は過去最大の775社で、新規出展は84社となっています。また国際化への取り組みを積極的に推進し、中国・台湾・デンマークの3カ国パビリオンを出展するほか、海外バイヤーを多く招聘しているようでした。特に欧米系の顔が多く、目に入りました。 私のような食品素人には、動きのある商品製品が面白く、野菜の皮むきとか刻み、材料の撹拌から移動など、AIを利用したものも出始めています。大きすぎて搬入出来ないものは、映像を使って視覚に訴えています。また、イベントコンパニオンを揃えているブースもありました。名刺と交換で、ノベルティーも数多く用意されていました。 TV報道では、自動で「ジャガイモの芽」をとる機械が紹介されていましたが、私は東大阪市のポンプ製造メーカーの映像が印象的でした。原料はステンレスやアルミと聞きましたが、その成分中身は社外秘。鋳鉄のように、鋳型に入れて鋳造していました。1,600度の「湯」が、鋳型に注がれています。 印象としては、どこかの企画会社が全体を請け負っている感じがしました。流石に舞台が東京ビックサイトとなると、平日でも入場者が引きも切らない。むしろこういう対象層限定展示会では、週の半ばが企業人は、出やすいのだろう。 こういう風景を見ていると、外国製品の展示もありましたが、「Maid in japan」日本製ここに有りと胸をなで下ろします。多くの製造業が国外に工場移転をしていますが、食品に関しては「省力化」によって製造コストを下げようと各企業、売る方も買う方とも必死にもがいているように感じました。頑張ろうニッポン |