横浜の国立横浜国際会議場(パシフィコ横浜)で、25回目の世界大会が、国内外94塾4,757名の塾生を集めて、初日を迎えました。日本、中国、韓国、アメリカ、台湾からの塾生です。特に中国からは、「徐万剛(じょまんごう)」氏が発表することから、何と600名が会場に駆けつけているようです。
稲盛和夫塾長の「利他の精神」と「税引き前10%利益」が、中国の経済人経営陣に広く受け入れなれているようです。それもありかと思います。中国ではアメリカのMBAの教えが、広く受け入れられていました。それに限界を感じていた中国の経営者が、京セラフィロソフィーに救いを求めています。
塾長は、中国で日本人経営者が悪戦苦闘している現状を目にして、中国でもたびたび塾長例会を開催しています。また京セラフィロソフィーは、「人類の進歩」を目指しています。国毎の垣根はありません。中国塾生は、確たる数字ではありませんがすでに、1万人ぐらいいるのでしょうか。私には、彼らがにわかに「ソウルメイト」とは言いがたいのですが。
初日の今日は、大阪塾福盛訓之氏と鹿児島塾松山幸右氏と、先の徐万剛氏が発表しました。今年から塾長コメントは、残念ながらなくなりました。塾長は今年85歳です、負担を軽減して日野先生のように、100歳を超えて元気で活躍してもらいたい。
また今日の私の熱盛りは、発表後の三枝万祐(さえぐさまゆ)ミニコンサートでした。昨年もこの舞台に立っていましたが、昨年より更にパワーアップしていました。「盛和塾の歌」は、昨年披露されましたが、今年は「稲盛和夫塾長の歌」が紹介されました。これは秀逸です。
塾長リクエストの軍歌も2曲ほど、愛馬進軍歌は、言葉が分からない馬でさえ愛情を注げば意が通じると塾長は経営者と従業員の有様を言います。またナレーションが具体的で、カンペなしにつらつらと、まるで長年の塾生のようでした。
そして圧巻は、懇親会最後の塾長のカラオケでした。小林旭を歌っていました。気分がよかったのか、2曲を熱唱。事務局の野間桂子さんが、タブレットを取り出し、歌詞を差し出していました。流石に事務局の華です。若いのに日本人女性の思いやりが、彼女には備わっています。