2017,07,21, Friday
19日から20日まで、国立横浜国際会議場(パシフィコ横浜)で、第25回盛和塾世界大会が開催されて、約4,800名のソールメイトが、国内塾からは勿論、ブラジル・中国・台湾・韓国・アメリカの合計94塾から集まっています。経営体験発表については、小欄ですでに公開していますが、中国からの発表者も登壇しています。
過去にも海外塾生の発表がありましたが中国が、稲盛フィロソフィーを本格的に学び出すと、その効果は地球規模に広がると思います。乾ききった河原に火がつくと、燎原の火ノゴトク燃え広がると言いますが、中国勢を見ているとまさにその勢いです。 今回発表された徐万剛(じょまんご52)さんは、入塾が2011年ですからまだ6年生です。「不動産仲介業:マンションを中心とした中古・新築住宅の売買及び賃貸」で、売上高320億円です。従業員が14,836人、拠点数が812カ所に及びます。 日本やアメリカと較べても、圧倒的な規模です。その拠点も、「中国四川省成都市」だけで、中国全域ではありません。創業が2004年ですから、僅か13年。こんな中国人が、今回は600名押しかけてきているとか。 やはり中国勢のパワーは、大相撲のモンゴル勢のように、やがて離れ貸して母屋をとられかねないほどです。それでもそれが人類の進歩発展につながるなら、京セラフィロソフィーの理念の実践と言うことになり、◎ですね。 また予想はされていましたが、中国勢600名は塾長講話が終わり解散になった後、1階のピロティーで京セラ製品の爆買いです。クレサンベール(人工結晶)の宝石商品を中心に、買いあさっています。保温水筒の内側にセラミック加工した商品も2,500円で販売していました。冷たい暖かいに加えて、ウィスキー焼酎でもステンレスと違い変質しないと。 今回は、次男をオブザーバーとして同行しました。独立して不動産屋を経営しているのですが、3年目にして大きな壁にぶつかっているようです。自分で感じて、自分で解決方法を探し、良さそうだと思ったら実践してみる。諦めなかったら、ことは成就すると言うのですが。 さていよいよ本日の失敗話です。早めに二人して羽田空港へ行きました。検査ゲートをくぐって中へ入りましたが、忘れ物に気がついて一端二人が外へ出ました。解決したところで、再入場しようとしたのですが、ここでレッドシグナルが出て、まるで犯人扱いです。 係員が、JAL職員を呼んできます。事情を細かく話して説明をすると、「最初に通った時に出てきたレシートは?」「そんなん放ったわ」「2度目にもう1枚出るやろ」。もう一度検査がありますと、出る時に言われたケン。 JALの彼はわれわれの予約券を持って、コンピュータ確認へ行き、ほどなくして帰って検査場の担当者へ「確認できましたから通して下さい」と助けてくれました。長身の「イケメン」でした。ありがとうございます。 私は過去にも忘れ物をして、一度出た経験がありますが、その時は先のレシートを持っていたのかも知れませんが、このようなとこにはならなかったと記憶しています。またやってしまったと思いましたが、せがれが「怒らない、何でも前向きに考えるんですよ」としたり顔で言う。 「アホ、はよ結婚して一丁前にならんか」と父は言いたいのですが、ここでもぐっと我慢の父でした。立場によって見解が違うのは当然ですが、確実なのは、生まれたら死ぬという現実です。死ぬまで、どう生きるか、一度のトライですから試行錯誤は当たり前。 そうそう20日の試合で、高松商が6-7で三本松に惜敗と報道されていました。横浜にいた私にも、メールがありました。残念ですね、県下一の呼び声が高い三本松の佐藤投手から9安打6点を奪取しながら、9回2死満塁であと1本が出なかった高松商。夏が終わりました。 |