第五回目の昨年から、高松栗林ライオンズクラブが主催者に加わり、二回目の高校生茶会です。「青少年の健全育成」をクラブの憲法としている高松栗林ライオンズクラブは、今年結成55年の節目を迎えますが、黎明期から「奨学親和会制度」を創り、若者の就学支援等に尽力してきました。
その後は「こどもカルタ取り大会」へ、そして集大成は「高松冬のまつり」でした。「高松市」・「KSB瀬戸内海放送」・「高松栗林ライオンズクラブ」の主管三者で、30年間高松の冬の風物詩として市民、とりわけこども達に喜ばれて来ました。昨年12月、最後の高松冬のまつりを終えるのと入れ替えに、秋の高校生大茶会の支援をすることになりました。
高松栗林ライオンズクラブは、そのクラブ名を栗林公園から頂いていることもあって、これまでにも栗林公園のあちこちにモニュメントを残してきました。正門(東門)入り口の石碑は、1977年今から40年前吉峰泰夫15代会長の時に、贈呈したものと聞いています。看板とか、花菖蒲や、今日この会場でも使われていましたが、野立ての傘もそうです。
また過去に贈呈した「車いす」が老朽化し、今年の55周年記念アクティビティーは、新しい車いすの贈呈を増田宗樹会長ら執行部は計画しているようです。ライオンズクラブは、会長はじめ3役とか5役とか言われるコアメンバーを中心として執行部を組みます。任期は一年で、再選はありません。執行部が最善と思うことをすれば、私は良いと考えています。
ところで今年の高校生茶会は9月16日(土)、17日(日)、18日(月祝)の3日、園内の三会場で開催される計画でしたが、昨日は台風18号の四国直撃のため中止になりました。掬月亭で高松第一高校が、日暮亭で高松商業高校が、商工奨励館北館は高松工芸高校が、それぞれお手前の披露をすることになっていました。中止となって、非常に残念です。
ということで私は本日、商工奨励館北館で大手前高松中学高等学校生のお手前を堪能してきました。ここでは簡単な着物姿と言ったら失礼になりますが、浴衣程度の召し物でした。学校によっては、制服姿で取り組むところもあります。いで立ちによって味が変わることはありませんが、立ち居振る舞いがよくなることは、ままあるようでございます。
最後に、お詫びでございます。今日は「かえし」を持参せずに、隣から頂きながら十分なお礼を言わずに退席しました。申し訳ありませんでした。お茶の席で、こんな不作法な振る舞いは駄目ですね。高校生諸君、ご苦労さまです。ありがとうございました。関係各位に、心から感謝申し上げます。