|
2018,01,01, Monday
今年の元旦は晴天に恵まれて、一人だと言うこともあって、歩いて墓参りと初詣を終えました。三社詣でとか言いますが、松野家は墓参りと、ちきり神社、熊野神社で三カ所としています。歩いて移動したのですが、これが思ったほどの「歩数」が稼げず、元日から機械で歩きました。とにかく8,500歩の「歩数」を自分に課しています。
  元旦の朝刊を見ていると、「新産業革命」の活字が踊っています。第4の波「新産業革命」と言われているＡＩやロボット等情報分野の進歩が、「第4の波」という人類史上の大きな社会変革の時を迎えようとしています。 人類史上「第一の波」は、「農業革命」と呼ばれています。紀元前8千年頃から、「第二の波」の18世紀中頃までと言われています。狩猟から、農耕による定住化が世界のあちこちでおこります。次に18世紀後半にイギリスから始まった技術革新による産業構造の変化および経済発展の「産業革命」。これが「第二の波」です。 「産業革命」は、18世紀半ばから19世紀にかけて起こった一連の産業の変革と、それに伴う社会構造の変革のことでもあります。「産業革命」において特に重要な変革とみなされるものには、綿織物の生産過程における様々な技術革新、製鉄業の成長、そしてなによりも蒸気機関の開発による動力源の確保が挙げられる。 そして第三の波は、1972年～「情報革命」。言わずと知れた「コンピュータ」の登場と、小型･低価格化。私が大学で見たコンピュータは、実にでっかいものでした。これがわずか50年弱で、今のような小型化低廉化するとは、思いもしませんでしたが、導入期は特別な存在であり、日常生活にこれだけ深く関与してくるとは考えていませんでした。 そして2010年代からの、「新産業革命」と呼ばれる「第4の波」。スマートフォン(携帯電話)･ＡＩ(人工知能)･ロボットの出現で、全産業が利用者視点で再構築される時代(村上恒夫塾生の年賀状から)。「第4の波･新産業革命」では、日本が間違いなく世界の最先端を走ります。欧米の先進国は、移民や難民と言いながらも低賃金の労働力を持っています。 これに比べて日本は、この先も積極的に入国審査政策を変えるようには思えません。外国人労働力を、積極的に入れることはないでしょう。それゆえ若い低賃金の労働力を代替えするＡＩやロボットという「第4の波･新産業革命」を、日本社会が渇望している状態にあるから。必要は、発明の母であります。 このあたりまでは私も理解ができますが、年末の小欄に書いたように、「仮想通貨」もこれから登場(既にあるのですが)し、庶民の間でも使われるようになるかと思うと、このあたりは心配が広がります。でも、既に導入されて日常的に使われている「通貨」もあります。「アマゾンギフト券」など、コンビニで購入できる「通貨」の一つです。  私の感覚ですが、通信販売やイベントチケット購入の代金決済は、①日本国通貨②クレジットカード③代引きですが、これに「アマゾンギフト券」等数社ありますが「プリペイドカード」での決済。下にその見本を掲載していますが、店頭で例えば「5,828円」という半端な金額のプリペイドカードも作ってもらえます。 このカードの裏に記載されている、英数組み合わせの10桁をコインでこすって表面のおおいを削り、10桁の英数組み合わせの番号を出して、それを相手に伝えれば、現金のやりとりと同じ決済になります。ビックデーターが盗まれる事例が、どんどん続きます。クレジットカード決済は簡単便利ですが、人に伝えるのには強い抵抗があります。 それに比べれば、この決済だけに限るプリペイドカードは、被害に遭ってもこれだけで終わります。この「番号通知」は、代金決済に限らず、不動産登記や電子申請e-TAX制度でも使われています。要するにそこに書かれている「英数番号」さえあれば、用は足りるというシステム。この先どのようになるのか予測も立ちませんが、ついていくしかない場面もあるようです。 今年も宜しくお願いします。 |