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平昌五輪が開幕したが、私の関心は黒田日銀総裁再任と株安
第23回冬季オリンピック平昌大会が9日夜、韓国北東部の平昌(ピョンチャン)のオリンピックスタジアムで開会式が行われ、いよいよ冬の18日間が開幕した。平昌は行ったことがないところだが、とにかく寒いようだ。92カ国・地域から2,900人超の選手が参加。韓国チームは、北朝鮮と合同チームとして参加し、統一旗コリア(Korea, 코리아)を掲げて入場した。

コリアは、英語で韓国の呼称。高麗に由来し、高句麗のことであり、つまり統一旗は北朝鮮の意味だと思うのだが、韓国は平気でKoriaとみずからを称する。韓国は、旧の百済と新羅のはずであり、北朝鮮が高句麗。高句麗は強兵、新羅と百済は昔から北に負けている。北は工業国、南は農業国のはずなのに。

そんなことより私は、黒田東彦日銀総裁の再任に感心が自ずと集まる。黒田東彦総裁は、今年4月に5年の任期を終える。大規模な金融緩和策を導入し、アベノミクスの推進役として景気を下支えしてきた政策運営の手腕が、再任の理由とみるべきだろう。つまり4月以降も、この金融緩和政策が継続するのだろう。

確かに大規模緩和策で、過度な円高は是正され、企業業績や雇用情勢は大きく改善した。実質国内総生産(GDP)は7四半期プラス成長を続け、12年末からはじまった景気拡大は、高度成長期の「いざなぎ景気」を超えて戦後2番目の長さに達したと言われているが実感はない。そして、何だか落ち着かない。

今後の5年間は、大規模な金融緩和を終わらせる出口戦略をどうするか、課題は喫緊の問題だと私は思う。大規模緩和で超低金利が、これ以上長期化すると、メガバンクや地銀の経営悪化や財政規律の緩みなどの悪材料も山積している。黒田東彦総裁は、自分でも再任はないと踏んでいたのか、そのための出口の議論はこれまで一切してこなかった。

誰かが総裁に選ばれて、その選ばれた人が尻ぬぐいをすると黒田東彦総裁は考えていたのか。再任されるとなると、その辺の政策を語るべきだろう。死んだふりでの5年間は、塗炭の苦しみを味わうことだろう。

善くない話が続くが国の借金が、1,085兆円とまたまた大幅に増えた。国債と借入金、政府短期証券を合計したものだが、財務省は9日、過去最大を更新したと発表している。国民一人あたり、858万円になる計算だが、働いていない人も一人に数えて計算すると、夫婦と子ども2人の家族に3千5百万円はあるだろうか。

社会保障費などを賄うために、国債発行が膨らんだことや、超低金利の環境下で、償還までの期間が長い国債を発行していることが響いている。政府(財務大臣・麻生太郎氏の任期が戦後1位の1875日へ届く)は6月頃に、新たな財政健全化目標を策定すると言うが、国債を大量に買い込んでいる日銀の動きと相まって、再建の道のりは遠い。

そして最大の関心は、9日の東京株式市場が日経平均株価(225種)で、前日比508円余安の2万1,382円で取引を終えたこと。下げ幅は一時771円に達し、終値で今年の最安値を更新した。ニューヨーク株式市場に端を発した世界株安は、日本へも連鎖している。

2日終値から週間で、1,891円下落しており、東京証券取引所第1部は、時価総額で48兆円あまりを失ったことになる。前日のニューヨーク株式の急落は、米国の財政赤字拡大に伴う国債増発への不安が広がったことが原因とみられているが、米国の金利上昇が加速するとの見方も広がっている。ドルはアメリカだけでなく、中国も使っているし、上海も値を下げている。

また最近の、コンピュータシステムからの株価急落とも言われている。あまりの短時間の売り買いで、機械も目が回ったのか。そんなわけはないのだろうが、人事というローテクに、コンピュータというハイテクがどのように連携していくのか。株の急落は人の心を動揺させる。


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| 社長日記 | 09:23 AM | comments (0) | trackback (0) |
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