4月3日(火)岡山後楽園の鶴鳴館(かくめいかん)で、標題の例会が開催され、高松栗林ライオンズクラブから4人が招かれて、至極の時間を過ごしました。美味しい弁当にビールと日本酒、加えてバイオリンの音に、時たま吹き付ける春の風、この世の極楽とはこういう瞬間を切り取って言うのだろうかと思いました。
バイオリン演奏は、ジュエルベンコ・ユリアさん。クリミア半島ヤルタのお生まれ。ジェルジンクス国立音楽院を卒業後、クリミア州立フィルハーモニー管弦楽団に入団、ヴィオラ部門最上級奏者として世界の舞台で活躍し、3年前に岡山市城東台にアカデミーを開校して、2歳のお子さんからお年寄りまで指導中。
日本の名曲もバイオリンの音で聴くと、また違う心地よさを感じます。音楽教室の中でも、ピアノとバイオリンが高額授業料と聞いていますが、2歳からバイオリンを学ぶと月謝はかさむが、腕は上がるだろう。私は音楽が全くの音痴で、バイオリン奏者には畏敬の念を抱く。それも世界レベルの音楽が、身近にある昨今の日常。すばらしい。
高松市内も、高松第一高校に音楽科がある。ここから多くのプロ演奏家声楽家が出ていて、高松で凱旋コンサートをしている。音楽は高校までは良いとしても、その後はお金がかかる(らしい。わが子は無縁だが)と聞く。プロとして食べていけると良いのだが、そうはならないケースが多いと聞く。世界ピアノコンクールもつい最近、閉幕した。
そんなバイオリンを聞きながら、至極の時間が経過し、例会が終了した。この会場「鶴鳴館」は、1年前の予約だと聞く。来年の予約をもう数日後にしなければ、来年ここで出来るかどうかも分からないという。高松の玉藻城披雲閣(ひうんかく)や、栗林公園掬月亭(きくげつてい)もよく似たルールのようで、昔の名前は通じない。
高松栗林ライオンズクラブは今月22日に、結成55周年記念式典を高松国際ホテルで開催する。岡山後楽ライオンズクラブは、22日にも、5月20日(日)の日暮亭茶会にも招聘状を出している。1度行って2度来てもらう、申し訳ないのですが、お待ち申しております。
そうそうもう一つの報告、岡山パールライオンズクラブは女性だけのメンバー構成でしたが、堀和夫ライオンが入会されたとか。それも岡山後楽ライオンズクラブと競り合ってパールへ入会された。ドクターだそうですが、好青年で、持ち込みワインのおっそ分けに預かりました。またどこかでお目にかかると思います。