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明治大学土屋恵一郎学長講演2018
日本大学の学長がマスコミの取材攻勢にあえいでいるなか、明治大学土屋恵一郎学長が、6月2日(土)大学校友会香川県支部の総会に臨席されて、「風姿花伝-現代に生きる世阿弥のことば-の演題で講演をされた。大学の授業ぐらいの時間、そうそう大学の授業時間は90分から100分になっているとか。世阿弥の、「住するなきを華とせよ」の言葉、つまり留まることなく変革せよが、学長の今の仕事に生きている。



その一つに、東京国際マンガ図書館(仮称)構想がある。マンガ・アニメ・ゲームおよび関連分野の資料保存, ならびにその学術・文化的運用を目的とし、千代田区駿河台キャンバス猿楽町地区内の学有地に国が建物を建築して、明治大学が運営にあたるという計画。計画法案が、今国会に上程と土屋学長は計画を明かした。

この母体は、「明治大学現代マンガ図書館<内記コレクション>」で、国内で最大級のマンガ蔵書数を誇る専門図書館。東京都内で貸本屋を営み、1978年に日本で初めてマンガ図書館を設立した内記稔夫氏が、50年以上にわたり収集したマンガの単行本や雑誌、マンガの入門書・評論集、マンガ研究の本などが収められています。そして2009年、これらの膨大なコレクションを後世に残すべく、すべての蔵書が明治大学へ寄贈され、すでに新宿区で図書館として機能しています。

いろいろマンガに関する図書を、70万冊ほど東京国際マンガ図書館(仮称)構想では収蔵するそうです。世界中から、若者がやってくるだろう。また「中野キャンバス」に、国際日本学部(日本から学び、世界から学び、日本と世界のつなぎ方を学ぶことで「日本と世界をつなぐ力」を育む学部)を新設し、豊富な語学の授業により、コミュニケーションの実践力を高めることができるようになりました。

また日本で英語の教員になる、あるいは海外で日本語を教えるための技能を習得することもできます。さらに世界200校以上におよぶ明治大学の海外協定校への交換留学、フロリダ州立大学・ウォルトディズニーワールド提携アカデミックインターンシップや海外ボランティアをはじめとする学部独自の多様なプログラム への参加を通して,貴重な海外経験を得ることができます。

さらにマニラの大学と提携し、短期語学留学が出来るように計画しています。普段からうらやましいとは思わないのですが、これは良いですね。今更頭に入らない語学ですが、他国人と話すのは、興味があることです。中野キャンバスは12年前、JR中央線中野駅前に新設された明治大学4つ目のキャンバスです。多くの大学が郊外へ行く中、明治大学は我慢して、都内に残っています。そして新しい改革を続けています。

よく言われる大学ランキングに、早慶プラスMARCH(マーチ)があります。早慶は、言わずと知れた早稲田と慶応、そして明治・青山・立教・中央・法政です。早稲田の学生数は4.2万人、明治は3.2万人でこの差1万人は、100億円の収入差となるそうです。一人100万円/年ですね。土屋学長は、3.2万人の学生を4万人にしたいという。しかし政府の地方創生策として、今後23区内の大学の学生数を増やすことが出来なくなった。

そこで明治大学は、神奈川県川崎市にある「生田キャンバス」で学生を増やそうと、新たな秘策を考えている。私学では珍しい「農学部」の「生命科学科」で、糖尿病の研究をしています。糖尿病予防は、ライオンズクラブ国際協会の新年度アクティビティーに入ったほど。世界中で、糖尿病予防と治療が叫ばれている。そうそうここの一期生に、イケメン俳優の向井理君がいるそうです。

また受験者数も、数年前まで明治が一番多いとされていたのだが、最近は「近大マグロ」の近畿大学に抜かれている。学生は「面白そう」に惹かれる。近大は14万人で明治の12万人を抜いているが、重複出願数で整理した受験生数は、明治が6万人(一人が2学科受験)なのに対して、近大は3万人(一人が5学科受験)、因みに早稲田も12万人の受験生だが、実数は5万人という東洋経済統計が出ている。

最後は「明治大学自動運転社会総合研究所構想」。3月28日、駿河台キャンパス・リバティタワーで行われた記者会見には、土屋恵一郎学長、同研究所の中山幸二所長(法科大学院教授)をはじめ、各分野の研究者が出席。会見の席で土屋学長は、「自動運転は日本のみならず世界の大きなトピック。(学内)10学部の枠組を越えて、総合的な研究を行っていく」と展望を示し、中山所長は、「学内外の研究機関や地方自治体とも連携し、自動運転社会を実現していきたい」と意気込みを語りました。

この話題は、地元四国新聞でも取り上げられた。この構想に、「香川大学」と「群馬大学」も参加する。自動運転技術は群馬大、地域性から香川大学、明治大学は自動運転のクルマが事故した場合は、どのような保証保険になるかの研究を担当しています。地域性というのは、限界集落等での運用を考えています。香川大学は、小豆島で実験を検討しているとか。山からオリーブを下ろすのも、大変な作業と聞いています。長崎の対馬も、モデル地になるようです。そしてこれらは、自動運転船へも、ドローンの自動運転も視野に入れています。

最後に明治大学土屋恵一郎学長は、「一流大学になるな、一流と言われたら進化がない。何もするなと言うことになる。明治は一流ではない、いつまでも二流で良いのだ。」と、なるほどそうか世阿弥の残した言葉をきっかけに面白いことになりそうだ。





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| 社長日記 | 10:51 AM | comments (0) | trackback (0) |
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