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高松市立みんなの病院開院前の内覧会
8月5日(日)14時から、開院前の「高松市立みんなの病院」の内覧が行われました。元県立農業試験場跡地、敷地面積約54,100㎡(約1万6千坪)で、鉄筋コンクリート造地上6階免震構造の病院棟(約27,300㎡=8,300坪)には305床と、敷地内643台の駐車場(一部職員用含む)が整備されました。当然ですが建物の内外装や、PETやMRI等の大型固定機器は設置済みです。

午後2時からの内覧会に、直感的には5千人程度の見学者(公式2,400人)があったのではないかと思うぐらいの混雑。県立中央病院が高松市内の北の端、海近くの言っちゃ悪いが不便なところに出来たために、ここ「高松市立みんなの病院」に寄せられる期待は大きいものがあります。その一番の特徴は、JR髙松駅からコトデンで17分という利便性。仏生山駅下車、徒歩3分もあれば病院に入っています。

一番遠い駐車場より、仏生山駅からの距離が近いかも知れません。開院が来月1日(土)、診療は3日になりますが、計画から約2年ずれ込みました。心配するのは、ドクターをはじめとするスタッフの質と量です。当然、最先端医療(基本方針ではリーディングホスピタルと書かれている)を目指すものと考えますが、遅れたことで勤務予定者が来ないのではないかという心配がもっぱら言われています。

また広域災害時に派遣できるDMATチームを有していることから、二次救急医療機関(救急救命センター)として、三次医療施設や救急隊との円滑な連携を図るとともに、救急科を開設して「救急医療」に力点を置いています。そのため診療科目は、25科。最上階にはヘリポートの整備や、被災者を収容できるスペースをホールや廊下に確保して、災害時対応を視野に入れています。

「香川県立中央病院」と「高松市立みんなの病院」の専門的棲み分けがどうなっているかは分かりませんが、医療素人から見た香川県の東讃地方の医療体制は、「香川県立中央病院」と「高松市立みんなの病院」、最近病院の再構築が出来た「日赤高松病院」、「香川医科大学付属病院」の四天王がそろい踏みしたように思います。

また高松市立みんなの病院は「救急救命」の他に、「がん医療」に機材も人も力を入れているように聞いています。二人に一人ががん患者になると言われる昨今、医療費の急騰を防ぐ意味からも「がんの早期発見」が、必要絶対条件になると思います。私の祖父は胃がんで、父は肺がんで、そして私も癌だと思っていますが、早期発見であれば、案外世に寄生して多少の貢献が出来るようになるかも知れません。

それと、患者の在宅療養への移行を支援する地域包括ケア病棟を設けた。加えて、感染症患者に対応した治療設備も備えている。さらに県内で4台目となる検査装置「PET-CT」や、高エネルギーの放射線を照射して、がん細胞を破壊するリニアック装置などの最新医療危機を導入。「PET-CT」は見学ルートにありました。リニアック装置は、鹿児島県指宿で見たことがあります。

指宿見学は数年前になりますが当時の説明では、胃や肺のように動く臓器に対して前立腺癌のような動かない臓器に、ピンポイントでがん細胞攻撃が出来れば、高い確率で癌の撲滅が出来る。もっとも最近では、胃などの動く臓器も一時的に動きを抑えて照射する技術もあるとか。「メディカルツーリズム」、最新治療のため世界中から患者がここへ集まる。そんな夢を8年前に考えました。

8年前、農業試験場跡地の売却コンペ(病院用地を除く)で、私も13億円の事業計画を提出したが、その際に「ヒルズ仏生山」構想を打ち立てた。患者の在宅療養への移行を支援する地域包括ケアに力点を置くなら、病院周辺の土地にも関連施設を作るという計画です。コンペには敗れましたが、思いは今も燃えています。

もう一つの心配です。公共交通網とまでは言えないまでも、コトデン駅が近いのは電車を利用して通院する人にとっては朗報。今後も病院前ロータリーを活用して、バス路線を増やすと大西秀人高松市長は言うのだが、それにしてはアクセス道路が貧弱すぎる。もう少し整備しておかないと、内部が充実してからでは遅すぎるように危惧する。

病院を建築(約200億円)して、最新機材を導入して人材を集めて、これでも手一杯で、とてもインフラ整備までは無理という大西秀人高松市長の意見もごもっとも。大変よく理解できます。無い袖は振れませんよね。無ければ袖を作ったらどうでしょうか。民活です。

高松市立みんなの病院の開院を前に、「さくらの馬場クリニック」が昨年開院、これからは10月に「わたなべ耳鼻咽喉科医院」が、来年には「整形外科」が開院と、周辺病院群が出来る。これまでは法然寺や市立仏生山公園、ちきり神社や古くは菊人形展などで賑わった仏生山町。新たな賑わいの、「メッカ」になりそうだ。



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| 社長日記 | 10:03 AM | comments (0) | trackback (0) |
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