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稲盛和夫塾長「私の幸福論」
盛和塾東日本地区忘年塾長例会が、ここ横浜ロイヤルパークホテルで開催されています。私も最近の塾長例会には、一番乗りは出来ませんが、それでも比較的早く会場入りしています。到着したら並ぶのですが、早い者から塾長席に近いテーブルに着席できます。

もっとも塾長の周りは関係者ばかりですから、ある一定の距離は致し方ありません。地元の塾生とか、全塾の代表世話人が、まず一列目に着座しています。本日の一番席は10人席ですが、5人は前回の岐阜と同じ塾生です。私を含めて暇というか馬鹿というか、前泊の人もいます。

本日の塾長講話は、「私の幸福論~幸福は心のあり方によって決まる~」でした。塾長のこれまでの人生経験を振り返って、何と自分は幸せな男かよと結ぶ塾長のお言葉でした。聞いていてこの人は本当に素直な男だなと感心します。大成功も、小さなことに素直に接する心根から出来るようです。

1957年に京都セラミックを設立し、1984年第2電電創業、2010年JAL再建と歩んできた稲盛和夫塾長の人生ですが、13歳の年に終戦を迎え、勤勉真面目に働くことが復興への道でした。従って塾長の頭の中には、真面目に人一倍働くことしかなかったようです。

27歳の時に京セラを設立して、前職からの付き合いもあり、「松下さん」(松下電器産業など関係会社を含めて)との商売で、最初の年から黒字になりました。しかし松下さんは、厳しい要求の連続でした。愚痴を言う下請け会社もありましたが、稲盛和夫は、足腰を鍛える機会と捉えて必死に要求に応え、感謝の思いで納品しました。

数年後、アメリカの西海岸シリコンバレーの半導体供給における価格競争。世界レベルの技術と価格、松下さんとの取引で培った常識(常に創意工夫)のお陰で、これにも余裕を持ってクリアーすることが出来ました。アメリカで成功した京セラ商品が、日本の松下さん以外の大企業に使われはじめて今日の京セラ55周年があります。

何でもポジティブに、そう考えるのは幼少の頃の鹿児島での幼児体験があるようです。鹿児島では島津殿様の命で、「浄土真宗」の信仰が禁止された経緯がありました。鹿児島の田舎で、「隠れ念佛」の習慣が長く続きます。

ここで稲盛和夫塾長は、「なんまんなんまんありがとう」と唱えて、生きているだけでも感謝の心と、人生における幸せを感じていると語ります。
南無阿弥陀仏の省略形ですが、過去にこれを聞いてから私も告別式の焼香で、なんまんなんまんありがとうと唱えています。

次ぎに幸せになるには、「反省」です。謙虚にして奢らず。「勤勉」「感謝」「反省」。幸せは幸せ人の心の状態、心を高め魂を磨くこと。なんだ当たり前のことではないかと言われそうですが、当たり前の話しも、何度も何度も聞かないと私には効かないのです。



頸友成田仁孝さん

佐藤さん

懇親会後、ブラジル塾生・谷広海さんを偲ぶ会が別室で執り行われました。谷さんは2ヶ月ほど前に、ブラジル国内で交通事故のため、急逝されたと聞きました。私も今年念願のブラジルへ行きました。谷さんから、プロポリスのプレゼントを頂きました。穏やかなお顔の写真が並んでいます。





宮崎県出身で、高校が同じという扇山信二さんが弔辞を読みました。ブラジル県人会会長から、近く日本人会会長へ請われていたそうです。私もなるほどなと思います。交通事故には気をつけろと日頃言っていた谷さんが交通事故に遭うとは、皮肉な人生です。ご冥福をお祈りいたします。

| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2512 |
| 社長日記 | 10:49 AM | comments (0) | trackback (0) |

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