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黄斑円孔閉鎖手術後の仕事初日
7日(火)午後から、「硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)+水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)を受けました。9月10日に症状を告げられて、その日に10月の手術が決まりました。迷いましたが、結論はその場で出しました。

日に日に視力が落ちている感じがしていたもので、これも縁です、阪大の先生が来院して手術をして下さるなら、それに賭けようと考えました。大阪へ出向くのも大変、香川医大でもこれから1ヶ月後。院長の真鍋洋一先生によると、白内障ほど簡単ではなくて、10年前までは失明した病気のように言われました。

昨日の小欄に書いたとおり、ここで施術経験のあるライオンズメンバーに紹介されました。彼女は白内障手術の後に、遠近両用レンズを入れて今ではメガネなしの生活をしていると言うので、それは良いわ、私も行ってみようと考えました。

眼科医は地元仏生山町にも福田先生がいらっしゃいますが、取り敢えず行ってみようかという程度の動機でした。結果として私の場合は、白内障で納まらず、黄斑円孔閉鎖手術になりました。

正式には冒頭に書いた手術ですが、手術の時間は重要事項説明には1時間と書かれてありましたが、僅か40分。最初に白内障の手術をして、その後「硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)でした。資料も頂きましたが、専門的なことは全く分かりません。「目玉を取り出すのですか」「いいえ」。

(+)プラス以下が、白内障の手術の正式名称です、眼内レンズは遠距離用、つまり遠くに焦点を合わせるレンズの挿入です。先に白内障の手術、それから本来の手術になります。麻酔は点眼液によるもの、とどめは注射です。噂では眼球にするとか聞いていましたが、目の下に注射をします。

局部麻酔ですから、先生やスタッフの会話は、すべて聞こえます。先生もそれを熟知していて、決して怒りません。設備は大学病院と同等とは思えませんが、ここまなべ眼科クリニックも、新しいコンクリート打ちっ放しの斬新な建物だけに、医療機材は揃っているように思います。

手術の結果は医師の腕前次第と言いますが、ここでも「見える化」の機材がなくては、腕前も十分発揮できません。TV番組で、癌の摘出手術を「ダビンチ」という医療ロボットがしているのを見かけます。ダビンチは、1台1億円するそうです。医療の世界の進歩発展は、早いですね。まさに命がけ。

さて私の手術ですがスタート後、初期は何だか万華鏡のような映像が目の中に見えたように思いました。勿論吸引経験はありませんが、危険ドラッグによる幻覚のようにも見えます。私はしっかり両目(手術は右目だけ)を開けているだけです。

後半の終盤にピークが来ますが、ここでは「はさみ」が見えます。これははっきり見えました。はさみが薄膜を摘まんで、取り除きます。孔(あな)を埋めている感じはありません。脂肪膜の様なものを、はぎおとしているようでもありました。

これが、この手術の神髄でしょうか。一度取り除いて終わりかと思いきや、「この人は二重であるみたい」と言いながら生野先生は、丁寧に更なる薄膜を掴んで取り除きます。「患者に聞こえたかな」「聞いていました」と医師と患者が会話をしながら進んでいきます。

痛くはありません。麻酔の注射が、一番の痛みでした。術後の鎮痛剤も服用することなく、その日はどうにか終わりました。最も、眠りにつくことはありません。ウトウトイライラする中で、今日一日のこと、今日までの選択を振り返っていました。下を向きながら、寝たり起きたり座ったり。

まるで不動産を買った買主が、その後も暫く不動産情報を見続ける習慣に似ています。「自分の決断が正しかった」、ということの検証をしています。第三者から、「掘り出し物を買いましたね」とか言われたら、もう極楽浄土の悦に入ります。そうそう私も早く、極楽へ行きたいものです。

本日の療養あけ初仕事は、同時に術後1週間目の検査日でもありました。上半分は見えますが、下半分は水の中にいるようにぼやけています。実はこれが反対なのです。網膜に結ぶ像は、左右上下が反対になるのだそうです。

診察の結果経過良好と言われましたが、これからもう1週間程度は、経過観察期間です。「せめて1.0の視力回復?」「そんな欲言ったって、見えなかったんですよ」。修理する側の医師と、される側の患者では更なる高みが違うようです。


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| 社長日記 | 08:36 AM | comments (0) | trackback (0) |

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