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相続に関する世間話相談会
来年(平成27年)正月から、死んだ人(被相続人)の残した財産(プラスもマイナスも、マイナスとは借金や他人への保証債務など)を相続する場合に、その死んだ人が残した財産(遺産と呼ぶ)を相続人が相続するわけですが、その際に、全財産に課税するのではなくて、一定の基礎控除額を除いた財産の総額になります。

この基礎控除額が、地価の下落などの理由で、これまでの6割にまで減額されます。つまり大晦日までの死亡に比べて、餅を食べてから死んだら4割減となります。このことに関して、「相続税が大幅増額」と大騒ぎをしています。地価の下落は、半分になるなどもっともっと下落しています。

私は麺職人からこの不動産業界へ参入したもので、開業当初は何も知らなかったことから、それなりに不動産業務に関する勉強をしました。死んだ新居浜の白石富祥さんは、元寿司職人。「ともに勉強するしかない」と、よく誘われました。恥ずかしながら、私は今でも受験を続けています。来月も試験があります。

その勉強の題材の多くが、「不動産コンサルティング」と「相続」でした。その他の勉強も33年間ではいろいろありましたが、いま振り返って見ると、やはり上記の2タイトルに関心がありました。もちろん消費者のニーズも、そこにあると考えたわけです。

そして同業者に教えるまでにそのレベルを高めてきましたが、まだまだ「口入師からの脱却」は道半ばです。業界のレベルアップのためにもその知識経験を、地元の皆様へのアドバイスへつなげようと考えております。「へえー不動産業界は変わったわね」と世間相場を上げることに私は燃えています。

具体的には土曜日の午後とか決まった時間に、「相続相談会」を定期開催し、相談者にお越し頂くことを計画しています。勿論事前予約者を、優先します。事前に聞き取り調査をしておかないと、お互いに無駄な時間を過ごします。電話で結構ですから、具体的に背景や困りごと、心配ごとをお聞かせ下さい。

飛び込みのお客様は、予約の後になりますから、いくらかお待ち頂くこととなります。もっとも、開始早々からそんなに大勢になるとも考えていませんが。ようするに「相続」に関する心配ごとは、一日も早い状況での大雑把な把握が肝要です。相続が始まるまで、つまり死んでしまってからでは遅いのです。

私の経験から申せば、先の「基礎控除額の減額」などはたいした問題ではありません。特に香川県高松周辺に住まいされている人は、誤差の範囲程度にお考え頂けたらと思います。心配は、都内での自宅等不動産物件をお持ちの市井の人です。

とこでも富裕層は、それなりに身近なところに相談者がいます。問題は都内23区やその周辺神奈川県や千葉埼玉等でも、普通の生活をしながら自宅等の不動産をお持ちの方は、要注意です。ここでは、住まい方の違いが大きな差となってしまいます。マスコミはこの僅か一握りの富裕層を取り上げます。

このように相続税の心配が、一番の相続相談事のようですが、本当の心配は、相続財産をどのように相続人で分けるかという「分割」です。これの一番の解決策は、例外なくずばり「遺言(ゆいごんあるいはいごん)」です。生きている人が決めなくて、後に残された人の悪あがきでは、出来ることは知れています。

このような背景から、浅学菲才ではありますが、町医者の立場で、大雑把な相談に乗ることにします。問題があれば、町医者が日赤や医大を紹介するがごとく、税理士や土地家屋調査士など相続奉行と呼ばれる専門医を紹介します。立場から言えば、不動産業者はオーケストラの指揮者足るべきです。

相続に関する相談は、不動産業者が一番なはずです。浅くですが、広く知っているはずです。また相談者の推定相続財産は、自分の住まいする自宅をはじめ、アパート・マンション・店舗など圧倒的に不動産が中心です。相続相談では、生前であれば手遅れて余命6ヶ月という宣告はありませんから大丈夫です。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=2839 |
| 社長日記 | 08:48 AM | comments (0) | trackback (0) |

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