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全宅管理第2回理事会とマイナンバー制度と税金セミナー
25日の13:30から、東京・TKP神田ビジネスセンターで開催されました。全国47都道府県から、51名の理事が来ています。香川県は、宅建協会会長と全宅管理理事は別人で、全宅管理は私が理事として参加しています。徳島県などでは、両方兼任であります。

先の佐々木正勝専務理事の香川県でのセミナーで、社会経済の変化と不動産管理業の必要性と題して、不動産に対する概念の変化・フローからストックの時代への対応を佐々木正勝専務理事は、宅建事業者に訴えていました。

(平成初期の)バブル期までは、売買益による収益(フロー)からバブル崩壊・リーマンショック後の変化(無秩序な建設と開発・市場の混乱)を経て、社会の要求から真の管理業を求める背景、それには日常的に発生するずさんな管理が指摘されています。

モラルハザード・周辺環境の悪化という賃貸物件そのものとまちの価値の下落まで引き起こし、こうなるとオーナー様の要求が健全な資産価値の維持と安心安全な賃貸事業の継続と運営を求めるようになり、結論として高い倫理観と優れた能力を持ち得た管理運営のプロが求められています。(佐々木正勝専務理事講演レジュメから抜粋)

そのためのさらなるレベルアップを、ここ全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)が取り組んでいます。特に業務企画委員会からは、クラウド型管理システムの提供とかにも挑戦しています。大企業やフランチャイズに負けないぞと、全宅管理はやっています。

弊社も同様ですが、売買仲介業務が中心であったこれまでの宅建業界が、賃貸仲介から賃貸管理へシフトしています。前者が全くなくなったわけではありませんが、最近の不動産価格の下落から、成功報酬は成約金額に国土交通省が決めた一定割合をかけて算出します。

香川県下にあっては、1千万円に届かない土地とか中古住宅が圧倒的に市場を席巻しています。塩江町にあるリゾートマンションも売り出されていますが、1百万円を切る物件もあります。総じて仲介報酬が、下落しています。たまには高額不動産仲介もありますが、これもたまたまで来年の保証はありません。

こんな一発商売では、従業員を安定して雇用することもかないません。そこから派生したのが、賃貸仲介業務であり、そこからさらに深掘りした賃貸管理業務が誕生しました。入居者ニーズからは、管理がしっかりしている物件を選びます。むしろ「管理(業務)付物件」が当たり前のように思っています。

賃貸管理業務も、無料管理から始まって今では有料管理が当たり前になっています。弊社は昭和58年に誕生しましたが、昭和60年から有料管理として賃貸契約管理をしています。新しい物件を作って、オーナー様も自分達も一から管理業務を始めたわけです。

私などはそのころもう既に、数千戸を管理していた九州の三好不動産や不動産中央情報センターへ出向いて、教えを請うていました。その頃はシステムが、商品となっていました。それが今では、全宅管理(全国賃貸不動産管理業協会)会員になれば、僅かの入会金と年会費で、全国有数のシステムが手に入ります。

このことは、先の不動産業界の変化と、この業界のリーダーの存在が大きなファクターだと思っています。市川宜克全宅管理会長や佐々木正勝専務理事また、専門委員会の委員や委員長の存在が大きいです。

いまやアパートマンションなどの賃貸物件は、不動産としてだけの価値ではなくて、資産としての管理運用が求められています。単なる365日24時間の面倒見から、資産としての活用、つまり幾らの稼ぎをして利益を出すか、そしてその事業承継まで考える業務に拡大しています。

後半のマイナンバー制度と税金の話しは、税理士法人東京シティ税理士事務所の菊地則夫税理士の話です。「超富裕層に対する管理・調査体制の強化」がマイナンバー制度導入の1つの理由です。サラリーマンをはじめ、中流階級の者はきちんと納税しています。

マイナンバー制度は、住民票を有するすべての人(個人)に対して、一つのマイナンバーを付し、企業等に対しては法人番号を付して、共通の社会基盤として番号を活用することにより、「公平・公正な社会実現」を目指すこととされています。

一部の超富裕層が、節税や脱税をしているのではないかとか、納税は稼ぎに応じて公平に分担するという本来の方向性をさらに進めるといったこともあり、来年からマイナンバーカードが作られて、いろいろな書類にそのナンバーを書き込むことになっています。

不動産業界にあっても悩ましいのは、マイナンバー制度は個人情報保護法と密接な関係があり、その取り扱いには慎重に確実に安全に行うべきと脅されています。出来れば面倒なことはしたくないというのが正直なところですが、税と社会保障のためには欠かせないことだとも自覚しています。

もちろん従業員への給料支払いのために、従業員からの番号の聞き取りとか、管理物件へのオーナー様振込のための番号も適正に管理使用されることが求められています。制度開始を目前にして、より具体的なマイナンバー制度の説明を受けました。


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| 社長日記 | 10:32 AM | comments (0) | trackback (0) |

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